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自己紹介と、コンテストに落ちてTwitterのアカウントを消してPNを変えた話

初めましての方は初めまして、そうじゃない方はお久しぶりです、っていう挨拶最近あんまり聞きませんがまだ使ってる人いるんでしょうか、ってちょっと穿った目線のコメントをする、ここまでテンプレですよね。

自己紹介をしようと思ったのにいきなり洒落くさい書き出しになってしまったのは素直にごめんなさい。そもそもなんでもうnoteは使い始めて一年かそこら経つのに自己紹介なんてしようと思ったかというと、タイトル通り、とある小説のコンテストに落ちたからです。

受かって名が知れたからするなら分かるけど落ちたのにするってなんでしょうね。でも一応理由はあって、ここ最近、具体的には一年くらい、ちょっとTwitterにハマりすぎてたんですよ。もう事あるごとにツイートツイートツイート。それで時々いいねが付くと調子に乗って更にツイツイツイ。フォロワー20人もいないっていうのに。

アルファツイッタラーみたいな切れ味のあるツイートがしたい! とか今になって思えば考えていたような気がします。なんというか、TwitterにはTwitterの言語があるから、それをなんとか自分も使いこなして有名になってやる〜、的な。

言葉を大事にしていなかった。毎日毎日150……140だっけ、忘れたけどとにかくそこに収まる範囲の文字を垂れ流して、そりゃあ文章の精度も落ちる。いや作家の方でめちゃめちゃTwitterやってるけど作品の鋭さもハンパねーって人はいくらでもいますが……んー? 言い訳しまくってるな。まあいいんです。書きたいことを書く。

それで、その、ね。Pixivの小説のコンテストに応募したんですが。話の繋げ方下手だな。うーん。ご愛嬌ってことでひとつ。小説の、コンテストにですね、応募して。それが「本日のおすすめ作品」ってのに選出されたんですよ。やばい。その後Pixivの週刊総合ランキング12位まで行ったんです。めっちゃやばい。さらにはなんか応募作についてTwitter上で座談会っていうのが開かれましてね、ここまで言っちゃうと分かる人にはもう何のコンテストなのか分かると思いますが、その座談会でも取り上げられたんです。ばりやばい。

ここまで来たら入賞、いやひょっとすると大賞も夢じゃない。そう思わない訳にはいかんでしょう。しかし結果は、一次選考すら通過せず。あっひゃーですよ。あっひゃー。あっひゃーしか言えない。

色々考えました。どうして落ちたのか。あひゃあひゃ言いながら考えて、コンテストの主旨からは若干ずれた作品を書いてしまったよなあとか割と理由はいくらでも思い付きました。

そしてTwitterとPixivから退会しました。これはただのイジケというか、メンのヘラが衝動的にSNS退会するあれとそう変わらん気持ちでやったことですが、おかげで若干冷静になりまして、自分の今までのSNSへの依存度合を省みることが出来たんですよ。

Twitterね、好きなんですけど、やってるとどうも、自分を本来の自分以上に見せようとしちゃうんですよね。キョロ充になっちゃう。そこまで詳しくないバンドが解散したり、ファンだけどニワカに等しい役者さんが亡くなったりした時にそれは顕著だった。無い思い出を語りたくなるやつ。ツイートを自分を美化するためのツールとして使ってしまっている、ってことに、ずっと気付いてはいたけどやっと向き合えたと言いますか。

a flood of circle ってバンドが好きなんですが、ボーカルの佐々木(敬称略)は一時期手書きで紙に短い日記のような物を書いてブログだったかTwitterだったかに上げてたけど、すぐに「ネットは自分には合わない」的なことを言ってやめてました。

米津玄師(敬称ry もボカロPとしての活動がメインだった時はかなりツイート多めだったけど今は忘れた頃に何か呟くくらいだし、たぶん、勝手ななんの根拠も無いてめーの意見ですけど、クリエイターはTwitterとは良い距離感を保った方がいいのかも知れない。「ツイッターは遊びじゃねえんだよ!」という映像研の金森氏の発言の真意がやっとこさ分かったような気がします。

そもそも私は友達と呼べる人がほとんどおらんくて、仕事でもほぼほぼ雑談とかしないのがツイートしすぎちゃう原因なんですよ。「Twitterのみんな」という概念的存在に話したいことを壁打ちすることで擬似的に会話を楽しんでいた訳です。不健康だなとはずっと思っていました。

そんなこんなで、Twitterの使い方を改めようと思ったとき、そういやnoteって場所があったなと思い出しました。短文でちょろちょろ漏らすくらいなら、なにかツイートしたくなってしまったらnoteにまとまった文章として書くことにしようと決めたんですよ。

今後作家になれたらエッセイの仕事もくるかもしれないし、その時Twitterの延長みたいな文章書くのもなーという気持ちもあり、将来のための訓練的な意味合いもあります。まだ自分のことを高く買いすぎてるのが分かりますね。性分なので仕方ない。

ということで(魔法の言葉)コンテスト落選を機にハンドルネームにもしていたペンネームを「白木軽骨」というものに変えて、心を入れ替えていこうと思ったのでした。今後はここを根城にしてやっていこうと思います。小説の原稿じゃなくてこうして文章書いてたら結局は小説の方がおざなりになっちゃうのは変わらなそうな気がしますが、お手軽に発信してしまえるツイッツァッハァッーヘァーファーとは違ってやっぱり一瞬ハッ! って、書くぞ! ってならないと書けないし、長文組み立てないといけないから良いんじゃないでしょうかね。知りませんが。

最後に、Twitterを嫌いになった訳ではないです。寧ろ大好きです。嘘です。大好きではないです。面白い場所だなと興味があります。だからアカウントは作り直してます。ツイートをする代わりにnoteを書いてリンクを投下していく感じにしようと思ってます。

amazarashiの新曲MVが自分にとってタイムリーすぎて笑ったわよね……。







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