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【ライブレポ】『世界は君が創るモノ』下北沢 近松

久々のライブレポです。今回はさくっといきます。ちょっと上から目線気味になってしまってるのは、僕がキモいからですすみません。でもほら、正直に思ったこと書かなきゃ量産型ライブレポになっちゃうしね。


■出演
moA / iCO / アベリア / THE 118's / スプリーガル(大阪)

■開催場所
下北沢 近松

■開催日
2024年8月11日


さて、一度はiCOのライブを観ておきたいという理由で、友人を誘って参戦しました。
あ、1バンドずつ丁寧に語っていくのではなく、いきなり全体評価からいくので気をつけてください。

まず思ったのは、演奏力やルックスが素晴らしくても、やっぱ曲のクオリティが一番大事だということ。
オルタナティブというジャンルが乱用されてますが、そのほとんどがオルタナティブとはなんなのかわかってない気がしてしまいます。
やりたい音楽があるなら、売れてからやったほうが効率は良いですよ。

すみません、ライブレポになってないですね。
えー、今回のライブは全組女性ボーカルでした。
可能性を感じたのは二組。他のバンドとの決定的な違いは、歌詞が聴こえてメロディーセンスがあること。
例えば、ギターソロが全曲めちゃくちゃ良い、が売れる要因になることってありますか?
僕はないと思います。あったら教えてください。

メロディーセンスがないと自覚して作曲担当を変えるとかはそれを決断するのは難しい。売れてても捨て曲を生み出してしまうバンドがいますけどね。

批判したいわけじゃないんだけど、このくらいの層にいるバンドたちのライブに行くとつい言いたいことを言ってしまいます。音楽で何かを成したことのない僕が言っても説得力はないかもしれないですけど。

目当てだったiCOは、贔屓ではなく、良かったです。
自分たちの色を持ってるし、ライブで表現したいことが明確になってる気がしました。
ひとつだけ気になったのは、同じメロディーをちょっと使いすぎかなと。これ作曲したことある人はわかると思うけど、自分が作りがちなメロディーって自分では気づきにくいんですよ。だから同じフレーズを無意識に使いまわしてしまう。
例えば、ミスチルやサザンってこれがないんですよ。あんなにキャッチ―なのに。
キラーフレーズが功を奏すこともあるんですが、まあちょっと気になったので書きました。
それ以外は期待通りの素晴らしい演奏で、MCも良かったし、もっと上にいけるバンドであることに間違いないと思います。
バイラルヒットしてほしいですね。DAYBREAK ITとか斬新なメロディーと独特な歌詞で、個人的にはバズってもおかしくない曲だと思ってました。あんなサビのフレーズどうやったら思いつくんだよとも思いました。すごい。

スプリーガルというガールズバンドも、ポップで良かった。演奏はやってれば上手くなるだろうし、プロデューサーついたら化けそうだと感じました。
ただ似たような傾向のバンドはたくさんいる気がするので、どう差別化していくかが鍵だと思います。


バンドマンに是非使ってほしいコード進行(急)

G A F#m Bm

急にどうした?ってなった方もいるかもしれませんが、このコード進行、絶対日本人好みのメロディーになるから使ってみてほしいんです。スピッツも使ってました。
一度聴いただけだと良さが分かりづらい曲ってあると思うんですけど、音源ならまあいいとして、ライブはそのタイプじゃないほうの曲を積極的にやるべきだと思ってるわけなんです。
日本人好みのメロディーは分かりやすさという意味ではかなり使えるので、オルタナティブやインディーロックというジャンルに縛られず、まずは届く曲を作ってほしいなと思いました。オレはどの立場から言ってるのだろう……。


はい、今回のライブレポは思ったことを吐露しただけになった可能性があり、もちろん土下座とかは言われたらしますよ、社会人なので。
最後に、iCOの歌詞が超良い曲のMV貼っておきますね。

あとライナーノーツのお仕事とか死ぬまでにやってみたいので待ってます! 褒めちぎるよ!

それじゃあ、またお会いしましょう。

サポートしてくれたら、あなたについて15分間思考を巡らせます。約束します。機嫌の良い日は20分になるかもしれません。全てあなた次第というわけです。(お願いしますね!)