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ど素人が寸劇をするとこうなる。

こんばんは40代独身ニートのシラカバです。
昨日はまたnote投稿できず申し訳ございません。忙しさと疲労のピークでございました。今日からまた頑張ります。。。

今日は所属しているボランティア団体の定例会がありました。そこは災害ボランティアで今回は防災訓練などで披露するための「防災劇」なる寸劇を練習、そして本番の撮影しました

メンバーは一般人です。劇団に所属している(していた)人間は誰一人いません。いわゆるド素人集団。私は40代で得意のカメラ撮影を担当しました。あとのメンバーは前にも述べましたが60オーバーの爺さん婆さんです。平均すると65歳くらいだと思います。

以前からちょくちょく練習機会を設けておりました。私は参加してませんが個人的にあるいは数人で練習をし、小道具や大道具も準備万端で今日にいたります。そして今日、いざ練習が開始されました。

えっ。。。
あれ。。。
マジか?。。。


初めて舞台を借りて通しの練習をしたんですが、一向に進まないのです

セリフは入ってない、活舌が悪く何を言ってるのかさっぱりわからない。同時にしゃべったり順番が逆だったり、小道具も使えていないし立ち回りも頭に入っていない。さらには照明のことなんて一切決まっていない。使うはずだったスポットライトが使えない。

舞台がある大広間は敷居がないパーティションのみ、よって横でやってるビリヤードの音や大騒ぎしている音がやかましいくらい聞こえてくる。また本来必要な人数が集まってなく人手不足。急遽代役、代役のあらし。

私も急遽、撮影と照明を担当。構想していたカメラワークも出来るわけもない。そしてみんなド素人。勝手にカメラに映りこむわ、ポケットに手を突っ込んで突っ立ってるわ、間違ってはケタケタ笑い出すわで、客席から自分たちがどう見えているかを一切気にもしていない。


そこはまさしく”カオス”でした

「俺は今何をやっているのだろう。こんな土曜日の午前中に。。。」

カメラを前にしてずっとそんなことを考えていた。


何度やっても止まる。いちいち止まる。あーでもない、こーでもない。再度始まってもセリフが出てこない、立ち回りを間違える。ずっとカメラにお尻を向けて芝居をしている。。。

「俺は今何を見せられているのだろう。。。」

時間だけが刻々と進んでいく。しかし芝居は一向に進まない。。。


時間も無くなってきた。正午を回ると数人が帰ってしまうからです。そうなるとただでさえ人手不足なのに、いよいよ完全に芝居ができなくなる。

最後に通しで一回やってみようということになった。

「できるわけがない」私はそう思いながら録画ボタンを押した。


”しっちゃかめっちゃか”そして”カオス”

見ちゃいられない。


なんとか停止ボタンを押すところまで進んでくれた。
なぜかみんなは満足げ。一様にやり遂げた顔をしている。

「なぜだ。。。これでイケたと思っているのか。。。」



これ(録画したもの)を家に持って帰って編集するのは私です。

私しかいないのです。これを編集するのは

「できるわけがない」そう思ってる間に、「おつかれさま~」の皆の声が聞こえてきた。みんなのやるべきことは終わった。あとは私の仕事。これを編集するのは私の仕事なのです。これを。。。。


現在、日付が変わって日曜日になりました。今日もnoteの投稿がこんな時間になってしまった。なぜなら”これ”を昼間帰ってからずっと編集していたからです。ずっと編集してました。まだ終わってません。いや終わりません。

編集にも限度があります。無理があります。みんなはそれを分かっていない。あとは編集で何とでもなると思っているから


いやいや、どう編集しても「ただの老人の悪ふざけ」にしかならないのです。無理なんです。


ド素人が寸劇をすると、ろくなことにならないと今日分かりました。

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