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山と仕事と事業の話|熊さんと事業

はじめに

こんにちは。えりりんこと白井恵里です。株式会社メンバーズ(東証プライム)執行役員 兼 メンバーズデータアドベンチャーカンパニー(以下DA) カンパニー社長をしています。DAは企業のデータ活用を支援する事業をやっています。事業立ち上げ時から社長を務めています。

「山と仕事と事業の話」シリーズは白井が仕事や事業の話にかこつけて山の話をしたいだけの軽い雑文です。社内向けコラムとして書いていたものですが、特に社内向けだけに閉じる理由がないのでnoteに掲載します。
山はいいぞ。

※山は素人です。大体適当なことを言ってます。事業も一回目の素人です。個人の感想を言っています。あしからずどうぞ。

強いぞ空手家

今回は熊さんについて。皆さんご存知あの熊さんです。日本にはツキノワグマとヒグマが生息していますね。 熊さん、できたら出会いたくないですが、熊が山で人と出会う事案はたびたび発生しています。が、実は熊に出会っても死亡事故にまで至ることは少なく、熊による人身被害が頻発した2006年の数字を見ると、負傷者145人に対して死者は5人です(https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/2406.html)。

さて皆さんこのニュース知ってますか?
https://www.j-cast.com/2016/09/02276872.html?p=all
群馬の空手家が素手で熊を撃退した話です。目潰ししたら逃げてったそうです。空手家つええ。 このケースでは熊は体長190㎝ほどということで、ツキノワグマとしては大型の個体のようですね。そのサイズになると体重は100kgを超えることが多いようです。
動物が取っ組み合いの格闘になる場合、強さとはほぼ体重の重さなので、おそらく個体としての強さは、多くの成人男性よりもこの熊の方が強いはずです。しかしこの熊は逃げました。なぜか。

勝負というものを考えるとき、我々文明人は、スポーツなどの競技や、ゲームなど、身体の安全が保証されたなかで勝敗を競う活動を考えると思います。出世競争とかもそうですね。勝っても負けても身体は安全です。

では自然界ではどうか。自然界では手傷を負うとそれだけで命取りになることがあります。その場の勝負に勝っても、生存が脅かされるということが常にありうるわけです。病院もないし、怪我をしてても餌をとったりの活動はしないといけないし、自然界は大変です。
するとどうするかというと、力が拮抗している相手との勝負はなるべく避けるのが最適解になるはずですね。 なので、この熊さんは逃げたんじゃないかなと思います。人間からしても熊さんは大きいですが、熊さんからしても人間はかなり大型の動物ですしね。喧嘩はリスクが高いはずです。

2位じゃダメなんです

さて、ビジネスではどうでしょう。ビジネスでは勝負をしても生命が脅かされることはありません。ただ、双方ダメージを負い、それがある範囲においては回復不可能なものとして残ることはあります。なので強さが拮抗している相手とはなるべく勝負を避けるはずなんですね。

っていうことは、圧倒的な強さを見せておくことは、無駄な勝負に消耗することを防ぐために有用だったりします。なので第一想起が大事だったり、圧倒的シェアや知名度が大事だったりするわけです。
2位では勝負に巻き込まれます。その間、1位は、温存できた体力でより自身の地位を確固たるものにするための活動してたりするわけです。そりゃ勝てんわ。もちろん戦略的に2位以下を狙う・維持する判断は全然ありますし、それは状況や目指すものに応じたそれぞれの判断です。

なお、仕事に関して、個人レベルでは実績や信頼を積み上げておくことは圧倒的な強さを見せて勝負を回避することに繋がりますね。ブリーチの愛染さんも言っていたように、ことさらに誇示すると弱く見えるのが面白いところですが、誇示するのではなく自然と認められるような実績や信頼の積み上げ方ができるといいですね。

私も圧倒的強さを手に入れるべく頑張ります。熊さんが逃げ出すくらい。
以上、白井さんのお気持ちでした。

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