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【後編】”ファンベース経営”を基軸にした日本初のイベント「ファン社長総会」への想い。経営のニュースタンダード「ファンコミュニティ型のコンサルファーム」で挑戦する先に白潟総研が描く未来。

こんにちは。白潟総研の代表、白潟でございます。
今回は5月18日に開催される白潟総研主催イベント「ファン社長総会」に込めた想い、そして今後の経営の新しい資源とも言われてる「コミュニティ」を基軸にした新しい挑戦に関して弊社の広報より取材を受けました。
今回は前編に続き、後編の対談記事になっております。

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こんにちは。白潟総研で広報PRを担当している永田です。

横ならびの画一的なサービスだけでは差別化ができない時代。B2B企業でも、お客様との感情的な結びつきを生む”コミュニティ”がこれからの経営には重要になると我々は考えます。

企業と顧客の新しい繋がりの在り方に向き合いながら、「ファンコミュニティ型のコンサルティングファーム」を目指す白潟総研の未来とファン社長総会が描く未来にどんな価値を、意義を見出すのか。
それぞれの想いを語ってもらいました。

※前編はこちら

―ありがとうございます。ちなみに、「ファン社長総会」の
ような取り組みをされている会社、特にBtoB企業であるのでしょうか?

白潟さん:いや、まずないと思うけどね。

哲也さん:プロダクトのコミュニティとかは聞いたことありますが、BtoBでその会社に対するファン社長総会なるイベントを開催している企業はないと私も思います。

―ファン社長総会ってそもそもどのようなものですか?読者に向けてご説明頂けますか。

白潟さん:一言で言うと「白潟総研のファンの社長が集まる会」。我々が愛する、そして社長からも愛されてる。そんな社長が100人以上来ていただく会です。そこで我々の話を聞いてもらって、「こうした方がいい、ああした方がいいのでは?」という声をもらい、いいところをどんどん取り入れながら我々自身がより良くなってくっていう。それをまずやるのが一つ。

哲也さん:ファンと一緒に白潟総研を作っていく究極の場にしたいですよね。

白潟さん:そうだね。あとはせっかく「総会」という名前を使っているのであれば、株主総会のように重要決議をしてもらう位置づけにしていきたい。1回目は白潟総研の企業ロゴ決定と参加いただくファン社長の中から”お客様の視点”から白潟総研の経営に入ってもらう社外取締役の選任
こんなことをやるのは他にはないんじゃないかな。

哲也さん: BtoBで既存クライアント、既存のお客様から社外取締役を選任、という取り組み、凄まじいですよね。ファンベース経営の極みなんではないかと思います。今回は2名選任ですよね?会社には白潟さんと私の2名の取締役だけしかいないので、半分がお客様になるという(笑)

これは本気でお客様と一緒に会社を作っていきたいという想いからですよね。最初はファン社長サミットとか色々と考えていく中で、白潟さんの前で言うことではないかもしれませんが、白潟総研は”株主のためにある会社ではない”じゃないですか。白潟総研のステークホルダーってたった1人だけなんですよね。ファン社長だけ。だったらそのファン社長の総会を株主総会ならぬファン社長総会にしちゃうと。そして一緒に会社を作っていく、究極の場にしてしまうと。改めて話してみると、この取組みは日本初、いや世界初の感じがします。

ファンコミュニティは、”バカな”に見えて究極の”なるほど”になる。5.18を基点に変化する仕事への向き合い方

―日本初、世界初という可能性にとてもワクワクしますね。少し視点をずらしますが、このファン社長総会が社員に与える影響についてはどうですか?

白潟さん:最近思っていることでいうと、おそらく5.18から社員はさらに大きく変わるかなと。我々の存在意義の体現をみんながダイレクトに感じることができる。

「来年こそは自分のファン社長をもっと呼ぶぞ!」となるんじゃないかな。
そういう意味では社員にとってもすごくいい日になるだろうなと思いますけどね。

哲也さん:そうですね。戦略論系の本を読む中で、「バカなと、なるほどの両立が最高の戦略だ」ってありますけど。BtoBの会社で量を追い求めずファン社長で、しかも自分がまず愛するってことは、お客さんを選ぶというある種ちょっと不遜なところもあるんじゃないですか。
あとBtoBでクライアントと会社を作っていくと。しかも社外取締役まで選任する。これって完全に「バカな」だと思うんですけど。

でも、改めて我々の強みとか、社会背景を考えていくと、「なるほど」になるっていう側面があるのかなと。冒頭にもお話しましたが、感情労働じゃないですか。

だからシンプルに”好きな社長にコンサルを提供していくとコンサルの質は高い”。さらに疲れないんですよね。労働衛生学の話ですが、楽しい仕事とつまらない仕事だと9倍の効率、9分の1の疲労みたいな。この話がやっぱ一つありますよね。

白潟さん:仰る通り。決議事項の話は社長にすさまじくウケてるね。社長に決議事項の内容を伝えるとびっくりされる。「それやっちゃいますか」みたいな(笑)

哲也さん:この9年間、白潟総研で白潟さんと一緒にやってきて思うことですけど、我々が提供しているサービスはすごくいいものがあるなと。ただ、サービスはすぐ他社にもキャッチアップされる。
だから、ぱっと見た感じのサービスに関しては機能的な差(コンサルティング1つとっても)は出にくいなという話がある中で、そこで大事になるのは”感情的結びつき“かなと。同じような見た目のサービスを色々な会社で受けることができるかもしれないですが、「それでも白潟総研がいいんだ」と選んでもらい続ける。そのためにファンコミュニティという新しい資源を育んでいくことは、”バカな”に見えて究極の”なるほど”になる。
この考え方は、これからの日本の中でも1つの効果的な戦略になるんじゃないかなと感じています。

白潟さん:そうだね。そういうところで1つ新しい経営の在り方が検証できるかなと思うよね。”ファンコミュニティ型のコンサルティングファーム”になっていきたい。

「白潟総研と付き合うことを1つのブランドに」、これからの時代に求められるコミュニティを軸にした経営

―「バカな」と「なるほど」の観点からファンコミュニティを捉えるのは興味深いです。では、白潟さんがこのファンコミュニティ、そしてファン社長総会を推し進めた先に描く景色はどのようなものでしょうか?

白潟さん:少なくとも、社員は誇りを持って毎日めちゃくちゃ楽しく、
ファン社長元気に爆進してる
だろうなというのが一つ見えるよね。

哲也さん:確かに。幸せな仕事ですよね、この「ファン社長を元気にすればいい」というシンプルなところって。

白潟さん:そうだね、あとは社長の目が輝いて、元気になっていれば確実にお客様の業績は良くなると思ってる。「何であそこの会社がうまくいったの?」「何かいい戦略あるの?」いい商品やプロダクトあるの?」と。いや、それは全部異なると。シンプルに社長が毎日楽しくて仕方がないからだと。そんな風にいられる、いいファームと付き合っているからだと。

そういう形で、どんどん口コミでお客様が増えてくるっていうイメージもあるかな。これが本当に成功モデルになってきたらファンベース経営の一つのベストプラクティスになれるんじゃないかな。
その方が楽なんだってわかると思う。社員も誇りを感じ、日々の仕事に喜びを感じながら、お客様には喜ばれ、世の中にいいことをしている実感が得られる。悪いことが1つもないよね。

いつも白潟総研は究極の実験台であれたらと思っているので、
この突き抜けたファンベース経営も1つの実験になると思う。

哲也さん:確かに。「何の意味があるんだっけ?」とか、「この社長を元気にしたところで、そこの社員さんは本当に幸せになるんだっけ?」、「この社長がやってる事業って、世のため人のためになってるんだっけ?」みたいな疑惑を持つ中でのコンサルティングって本当にしんどいですよね。

自分が社長に送るメール1本、社長のための事前準備の時間、実際のミーティングの場での一言一言が・・・すべてが自分の愛する社長につながっている。そして、その社長が元気になり目が輝けば、そこの会社の社員も、その会社のお客様も変わるみたいな。このファンコミュニティ型の経営が実現すると世の中になかなかない稀有で幸せな仕事が提供できる場所になるんじゃないかなと思います。

白潟さん:そうだね。白潟総研と付き合ってることが1つのブランドになってもらいたいね。

哲也さん:コンサルティングファームとして、サービスやノウハウを残す。このコミュニティという場を残すことは、我々の仕事人生をかけてやっていくにあたっても、人生かけてよかったなと思えますよね。

白潟さん:そうだね。哲也さんはじめみんながこれから40代、50代となっていく中では、1万人、10万人、20万人の社長を元気にできる。
そして地球上、グローバルという可能性も秘めているなと。
私は今回の取組みが地球上に残る1つの究極の資産になれたらと思ってる。

哲也さん:そうですね。やはり、これからはコミュニティだと思います。
ファン社長総会がこれからの白潟総研の未来にとってターニングポイントになるよう頑張りましょう。

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<編集後記>
ここまでいかかでしたでしょうか?
これからの経営において「ファンコミュニティ型」は1つの重要なキーファクターになるのではと感じました。
「バカな」と「なるほど」というお話もありましたが、この両輪がうまくシナジーを生みながら世の中に新しいインパクトを起こせる取り組み、それがファン社長総会であると確信しています。
5月18日、ファン社長総会で見える世界を楽しみにしています。私も社員として走り抜けます!

執筆/永田 圭 
写真/渡邊 菜生

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