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【前編】”ファンベース経営”を基軸にした日本初のイベント「ファン社長総会」への想い。経営のニュースタンダード「ファンコミュニティ型のコンサルファーム」で挑戦する先に白潟総研が描く未来。

こんにちは。白潟総研の代表、白潟でございます。
今回は5月18日に開催される白潟総研主催イベント「ファン社長総会」に込めた想い、そして今後の経営の新しい資源とも言われてる「コミュニティ」を基軸にした新しい挑戦に関して弊社の広報より取材を受けました。取締役の石川との対談記事になっております。

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こんにちは。白潟総研で広報PRを担当している永田です。
横ならびの画一的なサービスだけでは差別化ができない時代。B2B企業でも、お客様との感情的な結びつきを生む”コミュニティ”がこれからの経営には重要になると我々は考えます。

企業と顧客の新しい繋がりの在り方に向き合いながら、「ファンコミュニティ型のコンサルティングファーム」を目指す白潟総研の未来とファン社長総会が描く未来にどんな価値を、意義を見出すのか。
それぞれの想いを語ってもらいました。
※前編と後編に分けてインタビュー記事を公開していきます。

白潟総合研究所株式会社 代表取締役社長 白潟 敏朗(しらがた としろう)

1964年、神奈川県三浦半島油壷生まれ、宮崎県宮崎市青島育ち。埼玉大学経済学部経営学科を卒業し、1990年に監査法人トーマツに入社。経営、戦略、業務、IPOのコンサルティングを経験。1998年からISOコンサルティング会社・審査会社の立上げ。2006年にトーマツ・イノベーション(現 株式会社ラーニングエージェンシー)設立、代表取締役社長に就任し、7800社のお客様に入会頂いた定額制研修イノベーションクラブで中小企業の人財育成にイノベーションをおこした。2014年10月に独立し白潟総合研究所を設立、2017年にリファラルリクルーティング株式会社、2018年に1on1株式会社を設立、2019年にソーシャルリクルーティング株式会社を設立、2021年にM&Aイノベーション株式会社を設立、現在に至る。

白潟総合研究所株式会社 取締役 石川 哲也(いしかわ てつや)

大学を卒業後、デロイトトーマツグループのトーマツイノベーション株式会社(現 株式会社ラーニングエージェンシー)に入社。人材成・組織開発の営業及びコンサルティングを実施し、延べ1200社以上のお客様に関わった実績を有する。現在は白潟総合研究所株式会社にて、採用支援・組織開発のコンサルティングを提供している。採用支援ではグループ子会社であるソーシャルリクルーティング株式会社の代表を務め、WantedlyやSNSを使った採用方法をお客様に提供している。また、白潟総研グループの採用室長も兼任し、中小ベンチャーでも通用する採用手法に磨きをかけている。

「質を伴った量の追求」で見えた、本当の意味で社長を元気にするということ

―「ファン社長総会」のお話の前に、まず白潟総研自身がなぜ、何のために存在し、どこを目指しているのか。昨年に大きな変化があったと思いますので、そこからお話頂けますか。

白潟さん:変化を一言で言うと、質が伴った量の追求かなと。今までは1万人の社長元気という、量を追う目標を掲げてきた。ただ、1万人という言葉だけが1人歩きし、ビジョンまでの時間が短くなってきていて。そんな中で、あらためて本当に量を追うのが我々らしいのか?という疑問が経営チームの間で生まれました。本気で1万社という量だけを追おうと思うと、
白潟総研らしさが失われてしまうのではないか。それって本当に我々の
「中小ベンチャー企業の社長を元気にする」という存在意義に合っているのか。これが改めて「1万人」ってどうなんだろうというのが変化するキッカケになったかなと。

哲也さん: 1万人に対してかけてきた我々の想いが強いのも事実ですよね。
白潟さんの中でも私の中でも、よりたくさんの社長を元気にしたいってありますよね。白潟総研は社長を元気にする会社というのは、白潟さんが突き立てたフラッグだと思うのですが、1人でも多くの社長を元気にしたいみたいな、そこへのそもそもの背景にはどんなものがあるんですか?

白潟さん:我々の力で元気にできるのであれば、地球上の全社長を元気にしたいっていうのが根底にあるからね。

哲也さん:そうですよね。できることなら1人でも多くの社長を元気にしたいと私も思います。

白潟さん:そうだね。でも残り7年で9400人とか、現実的にどうなのっていうことを時間軸で考えたかなという。

哲也さん:確かに。そこで無理して1万人を追っていこうとなったら、本当に目の前1社1社の社長を元気にしながら進んでいけるのかって話ですよね。昨年からの変化で「質」を伴うということを思い始めた根っこは今目の前にいる社長の元気を突き詰めたいというところが強い。

我々のサービスで、社長にご迷惑かけたり、社長”不”元気になっちゃうことが、全員の心理的に一番きついですよね。社長元気で集まってるコンサルタント達なので。

白潟さん:まさに。経営陣で自社のブランディングの話をしてるときの話を思い返すと。会社としての”らしさ”とか目が輝くとか社長が思い通りに経営できるとか、そこが我々の根底だよね。それができない商品でお客様の数が増えるってどうなんだということがみんなの総意だったかなと。

哲也さん:そうですね。わかりやすく売上とか量とか、たくさんの社長を元気にしたいという想いで「1万人」という言葉で掲げてましたけど、根っこのところは我々1人1人全員が中小ベンチャー企業の社長を愛するコンサルタントだというのがありますよね。目の前の社長が目を輝かせて「イケる気がする!!!」と、そうなったときに全部がうまくいくし、我々も人生やってきてよかったなって思うみたいな。そこはやっぱ根っこですね。となったときに量を捨てて、質をともなった、一つ一つの質を究極的に突き詰めた中で社長、そしてお客様の数を増やそうよっていう話。
それが去年、白潟総研に起こった大きな変化ですね。

白潟さん:白潟総研の歴史の中ではかなり大きな変化だと思うね。
会社を作ったとき以上にインパクトがあると感じているかな。

哲也さん:この変化を経て、経営陣も社員も…会社全体がガラッと変わりましたよね。我々は中小ベンチャー企業の社長に対するコンサルティングじゃないですか。私はいわゆるコンサルという仕事は、”社長と寄り添う「感情労働」の側面が強いと思っています。
自分が徹夜して考えに考えて資料をつくったり、毎日勉強し続けたりしたものを目の前の社長に提供していくときに、社長の感情にフルに寄り添っていくことができるようになった。
「中小ベンチャー企業の社長を元気にする」という存在意義に対して、
よりピュアであれるようになったと感じます。

―今回の「ファン社長」のキーワードでもある相思相愛はその辺から出てきたのでしょうか?

哲也さん:そうですね。感情労働だからこそ、人と人との関係なんで、コンサルタントと社長の相性という中でコンサルタント自身もやっぱりその社長が好きだと1万倍パワーがでる。こちら側から好きにならないと、向こうも好きになってくれないと思います。我々が中小ベンチャー企業の社長を愛するが先

白潟さん:その順番を間違えると終わりかなと思う。

哲也さん:そうですよね。量を追求したらこの順番を間違えてしまいそうだということですよね。

1,000人、そして3,000人のファン社長を巻き込んだコミュニティを作る未来へ

―お二人とも、ありがとうございます。ここで改めて白潟さんの言葉でお聞きしたいです。白潟総研が目指しているビジョンや方向性をどのようなイメージでしょうか?

白潟さん:まず、1,000人のファン社長を2025年までに作りたい。1,000人のファン社長が集まれば、一つの経済上のコミュニティにもなると考えてる。その中で、我々が提供できないサービスは日本で一番いい会社を紹介するというエージェント機能を。加えて、社長との共同開発という観点で研究開発を行うラボ機能を持ちたいなと。

1,000という単位だとこれが実現できるのではないかと思ってる。
しかも、ただのお客様の数としての1,000ではなく、感情的に強く結びついたファンコミュニティ1,000人。

それができれば、我々が誇りをもって提供するコンサルティングサービス+エージェント的なサービス+ラボで開発したサービス
この3つを安価で提供することができるようになる。
そうすることで2025年の先に掲げる「2028年までにファン社長3,000人」が実現できると思うし、実現した暁には3,000人の社長の目が毎日輝いていることに繋がると信じている。
もっと言うと、社長同士の飲み会でも、なんかこの人やたら元気だぞと。「どうしてそんな元気なの?」と聞かれたら「付き合っているファームがいいから!」みたいな。そんなことを言っていただける社長が3,000人という所が目指すところだね。

哲也さん:我々って社長を特別に、感情的に究極的に愛するじゃないですか。我々が究極的に愛する社長1,000人のコミュニティっていうのは、BtoBの中でもかなり特殊なファンコミュニティになると思っています。しかも全員経営者という。

白潟さん:そうだね。哲也さんの話を聞いて改めてそうなっていかないといけないなと思った。少し話がそれるけど、ファン社長総会の当日をイメージするとたまらないよね。すぐ眠れる俺が眠れなくなるもんね(笑)それくらい1,000人というコミュニティはすごい。

新しい経営の在り方を追い求めるために白潟総研が大事にする「3つの指針」とファン社長総会

―「社長を元気にする」ために志が同じ人たちを巻き込んで推進していく。そこに白潟総研としての今後の経営における指針がありそうですね。

哲也さん:そうですね。白潟総研として目指していくところが、1万社元気にしましたねという量の話ではなくて。1,000人の究極に我々自身が愛していて、お客様からもう多少愛してもらえていて、という感情的な結びつきを持った”ファンコミュニティ型”にしていくということを目指していくというのが一つ目の指針。
そして「オープンイノベーション」がもう1つの大事になってくる指針。
「ファンコミュニティ×オープンイノベーション」というこの2つが、白潟総研の今後の経営の指針です。

―それ以外で何か「指針」になることとして、考えられていることはありますか?

哲也さん:あとファン社長総会の話で白潟さんから出たキーワードとして、うちらしいなって思う内容がありました。できる限り高いサービスを作ろうというファームではなく、1円でも安く・高品質のサービスをというお話です。このあたりもウチ3つ目の指針であり、基軸になる部分かもしれないですね。ファンコミュニティ・オープンイノベーション、そして”安価だけど、高品質なサービスを届けるユニクロ型”みたいなところでしょうか。

白潟さん:そうだね、ニトリのお値段以上と同じイメージだよね。

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ここまでは昨年、白潟総研に起きた"変化"のお話から、「ファン社長」を軸にどんな未来を描くのか。そして新しい経営の在り方を追い求めるための「3つの指針」についてお二人に語ってもらいました。
後編では「そもそもファン社長総会って?」という具体的なお話から、
白潟総研が目指す"ファンコミュニティ型”を軸にした経営の未来、そして社員に与える影響についての内容になっています。
後編もぜひご覧くださいませ!

執筆/永田 圭 
写真/渡邊 菜生


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