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【金曜日のしかけ#14】毎朝5分で社長力UP

すみません!「日刊7秒しかけ」なのですが

毎週金曜日は「7秒しかけ」ではなく、フツーの会社の「すごいしかけ」を紹介します。

フツーの会社の「すごいしかけ」とは、GoogleやAmazon等の一流企業が実践しているしかけではなく、隣の優良な中小ベンチャー企業にしかけ研究家白潟がインタビューさせてもらい発見したしかけです。

第14弾の「すごいしかけ」は「毎朝5分で社長力UP」です。

社長業というのは、他の職業と大きく異なることが1つあります。
それは”上司、上役がいない”ということです。
(もちろんそうでないケースもありますが…)

上司がいないと指導してもらえないので、自分で自分を律し続ける必要があります。

日々の改善を怠れば、社員から信頼を失い組織が崩壊したり、”裸の王様”になってしまうことも…

そんな孤独な立場だからおすすめなのが今日のしかけです。

「自分を律する」「日々改善する」
と言ってしまうと大げさですが、毎日5分でできます!!


1 毎朝5分で社長力UPの内容

① 毎日振り返るテーマを設定する
自分の改善したい発言や、習慣化したい行動を設定します。
このしかけを実行している幸松社長は次のような項目を設定していました。

▼健康系
・7時間以上寝る
・体重をはかる
・薬を飲む
・食間を16時間あける
・酒量を抑える
・1時には寝る
・飲み物はお茶、水、珈琲のみ
・22時以降は食べない

▼言動系
・Uniposでお礼を言う
・怒らない
・声を荒げない
・他人の意見を否定しない
・悪口を言わない

▼その他
・日経を読む
・昨日の振り返る(1分日記)
・本を読む
・子供の宿題確認
・漫画は30分以内

② 毎朝前日の自分の言動を振り返り、記録する
毎朝、振り返りと記録の時間を設定します。

幸松社長は、毎朝コーヒーを飲みながら振り返りをしているそうです。

これにはif thenプランニングというテクニック
(「◯◯した時に□□する」で実行率アップ)が使われています。

簡単にいうと「もし○○だったら△△する」と決めておくだけです。
人間の脳は『XならY』という文章を記憶しやすく、無意識にそれに従って行動できるようになるようです。発動タイミングを決めてしまう、これが習慣化のポイントです。

三日坊主を防止できる習慣化の理論のひとつです。

『やり抜く人の9つの習慣/H・ハルバーソン著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』

2 このしかけのすごいところ

このしかけのすごいところは継続の容易さです。

私はコンサルタントとして、社長にいろいろなオススメ習慣の提言やアセスメントを行ってきました。

しかし残念ながら、外部の専門家が来た時だけ振り返りができても、それを自分自身の習慣にできる社長はごく一部です。

社長というお仕事は多忙ですし精神的負荷もはかり知れません。

そんな環境でも朝のルーティーンに5分組み込むだけで継続できるというのが秀逸だと思います。

3 自社に導入する際の工夫・注意点

① 振り返る時間は朝じゃなくてもいい
ご自身のルーティーンに組み込んで毎日できることが重要です。
当日夜でも毎日続けられる習慣があれば夜でもいいのではないでしょうか。

② 最初は1日1個から3個のスタートでもいい
習慣化の肝は小さなことから始めるです。そうすれば、時間的な負担を気にせず大きな変化への第1歩を踏み出すことができます。

③ 項目は仕事の習慣だけじゃなくてもいい
このしかけのキモは、低負荷・長期継続です。

なので最初から成長テーマもりもりでいかず、まずは自分の好きなことや
プライベートのタスクなどを設定してもいいでしょう。

4 すごいしかけの会社はコチラ!

すごいしかけ「毎朝5分で社長力UP」を実践されている会社は、本社が兵庫県神戸市にある「日本で一番身近な情報セキュリティ会社になる」をビジョンに掲げているLRM株式会社です!

明朗闊達な幸松社長が経営している会社です。
現在、2つの事業をメインで展開されています。

・ 情報セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」
組織で働く全てのスタッフの情報セキュリティリテラシーを向上するための 情報セキュリティ教育クラウドで、教育を自動的にカンタンに行うことが出来ます。

・ 情報セキュリティコンサルティング
ISMSやプライバシーマークなどの第三者認証の取得・更新支援サービスを提供しています。

今日も、「日刊7秒しかけ」を読んでくれてありがとうございます。
それでは、また来週!

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