離島の先の島で”ない”ことを味わってきた。
福岡から長崎県五島市に移住して、4ヶ月が経ちました。
少し暖かくなったこともあり、島外にも足を伸ばしてみようという、奥さんの思いつきで家族でお昼からふらりと2次離島へ。
船で20分ちょっとのところにある人口120人くらいの小さな島、椛島。
お店は酒屋と干物屋と日用品店の3つのみ。
ご年配の方が大半で、公務員、デイサービス以外でのお仕事はほぼ漁業のみ。平均年齢は70くらいでないかという印象。
船が一日3便で、その汽笛以外には大きな音がしない、とてもとても静かなところ。
島唯一の日用品店でお土産にレンコ鯛ときびなのバッジを購入。これ、かなりかわいい。配りたいのでそのうちまとめ買いしそう。
福江島に来たら、少し足を伸ばして行ってみると、2次離島ならではの空気と出会えます。”ない”ことがあるこの空気、商業も観光もなく、島という空間に暮らしだけがあるこの空気、わざわざ味わう価値があります。泊まれるところはないから、お昼の2便に乗って、夕方の3便で帰る一択です。我が家は、親切なモッチーさんに案内してもらえましたが、島内で船が停まる2つの港の間を歩く、”椛島さるく”をパンフレット片手に楽しむもよいのではないかと。リンク先にパンフレットあります。福江港や椛島への船内にも。
この椛島を始めとして、福江島も含めた五島市は正直なところ観光はあまり得意ではない感じがしています。街も一通り充実していて、なにより食材が豊かすぎて、外で食べるより、買って家で調理するだけで満足できてしまうせいで、お店があまりない気がして。
なので、The観光というよりは、バカンス的にチルしにくるくらいがちょうどよいです。
夏は海があって、それだけで最高だしね。
海の青さは感動するし、飛行機を降りたときに感じる島の空気は旅気分を高めてくれます。
ということで、暖かくなってきたら2階を泊まれるようにしてAirbnbか下宿かにする予定なので、遊びに来てくれる人はご連絡を。
と、いいつつ仕事もあるので僕は月の1/3くらい福岡あたりにいますけどね。
サポートいただいた分は離島の暮らしをもっとおもしろくするために使わせていただきます。その成果を観に遊びに来てくださいね。