夏は毎週訪れたい！行ってわかった東西南北それぞれに顔がある”五島列島 福江島のオススメの海”

まもなく梅雨があけて、本格的な夏がスタートします。
我が家が移住したきっかけの一つでもあり、何かあったらつい行ってしまう、海のシーズンです。
五島列島の福江島に来たら絶対に行きたい綺麗な海。風景を楽しむものと、泳げる海水浴場をご紹介します。

四方が海に囲まれた離島である、福江島。東西南北それぞれに違った表情があるので、数日に分けていろんな海を楽しむことができます。
観光の目的によって行く方向を考えてみると良いのではないでしょうか。

西：日本有数の美しいビーチ

日本でも美しい海岸ビーチを楽しみたいならば、高浜海水浴場、頓泊海水浴場。
ものすごくびっくりするくらい遠浅なビーチが広がります。
エメラルドブルーの海のグラデーションはどの旅行誌でも紹介されており、間違いなく感動します。
都心部のようにたくさんの海の家に囲まれた海水浴場ではなく、両海水浴場とも、とても広くて心地いいです。休憩スペースや海の家的な物はそれぞれ1軒ずつといった感じですので、お昼ごはんや飲み物なんかは持参する必要があります。どちらも中心部から40分程度入ったところになりますので近くにコンビニがあるから大丈夫！なんてことはありません。しっかりと準備をしてから行くのがいいと思います。
所要時間：福江港より車で40〜50分
リンク：高浜海水浴場　

頓泊海水浴場　

北：日本の最果てから眺める海

北の方角の魚津ヶ崎（ぎょうがさき）のキャンプ場。海を見るとやや荒れた感じですが、空海が「辞本涯（日本の最果ての地を去る）」と残した日本海のようなしっかりとした強い印象の海の景色を楽しめます。
キャンプ場やバンガローもあるので海を見ながらということにはぴったりだと思います。春は菜の花、あじさい、夏はひまわり、秋はコスモスと花畑も楽しめ、我が家も季節ごとに訪れています。
浜田海水浴場もきれいに整備されていて、海のすぐ前に駐車場があります。木々によるトトロのトンネルも素敵です。

所要時間：福江港から車で25分
リンク：魚津ヶ崎（ぎょうがさき）公園　

南：溶岩帯と入り江とビーチ

南に行くと鐙瀬（あぶんぜ）や富江の入り江があります。
鐙瀬は溶岩の海岸でジオパークにも指定されています。まるでハワイのような黒いゴツゴツした海岸が見れ、ビジターセンターではその特徴を学ぶこともできます。
面白いと思いますが、泳ぐ場所はありません。ただ、溶岩帯の海岸は一度見ておく価値ありです。
富江の方も同様ではありますが、丸い石がたくさんある丸子海岸があります。
丸石のある海岸は波が引く時にからからからからという独特の音を鳴らし砂浜とは違った表情を持っています。泳ぐのではなく、音と景色を楽しむ場所としてオススメです。
富江とは鐙瀬の中間にある大浜は波が比較的穏やかなので海水浴はもちろん、サップをやるにも向いています。サップ教室も行われていて初心者の方も体験するできます。大浜海水浴場から少し登った先にある香珠子海水浴場は高台からの景色も美しいですし、足元のビーチもとても美しいです。
お土産物屋さんや塩を作っている製塩所、食事処もあるので、気軽に訪れても大丈夫。ソフトクリーム屋さんもあって夏場にはたまりません。

所要時間：福江港より車で15〜20分
リンク：香珠子海水浴場　

大浜海水浴場　

東：港が中心の市街地エリア

東側は福江の町の中心ということもあり、いろいろなお店が並んでいます。
基本的には福江港があり、フェリーも行き交う場所のため、砂浜が広がる海水浴場はあまりありません。
しかし、福江から一番近い海水浴場である六方海水浴場は、帰る間際でも海を楽しめるいいスポットです。とても小さく駐車場もないし、かなり分かりにくいのですが、そのこじんまりとした雰囲気が良いところ。周辺の島々が間近に見れて、たくさんの島からなるのが五島列島なのだと感じることができます。何より福江から5分ちょっとですぐに楽しめるのが魅力です。
リンク：六方海水浴場　

最後に

スポットとしては多郎島海水浴場などもありますが、代表的なところ＆我が家が訪れたことのある場所をご紹介しました。

2020年の海水浴場の開設期間は7月18日（土曜日）～8月23日（日曜日）とのこと。コロナの問題もあり、休憩施設の利用が制限されているかもしれませんので、コロナ対策と休憩準備をしてお越しください。
最後に、せっかくの海なのに遊び道具を忘れた！という場合は、すぐにオサダへ。だいたい揃いますので、とりあえず行ってみましょう。
海に行くのが毎週楽しみです！
と、いいつつ近所だと10分くらいいなので、ついつい仕事の隙間でもいってしまうのですが。