見出し画像

地域とキャリアと公務員と。

先日、久しぶりのリアル会に参加してきたのでその記録です。
長くなりそうなので、ご一緒した皆さまに先にお礼を。運営さん、参加者の方々の熱量が高くて圧倒されました。ありがとうございました😊

5/13 公務員キャリアを考える夕べ

主催は公務員人材開発研究会、ゲストは山形市職員の後藤好邦さんと元公務員でキャリアコンサルタントの柴田朋子さん。

まずは背景の確認からでした。
最近の公務員をとり巻く環境は、
・若手と50代の早期退職が増えている
・経験者採用が増えている
・定年延長で長く残る人がいる
→役所の中が多様化している

外に目を向けると、
社会のニーズも多様化している
→多様さに対応するにはどうしても負担が増える
→価値の最大化が大事

次に個人に目を向けると、キャリアのイメージと現実の差に苦しむ人が多い現実があるとのことでした。役所仕事のイメージと現実の差、やりたい仕事と配属先の差のお話は頷けるところが多く、実際にモチベーションに影響した覚えもあります。

理想と現実のギャップに対応するには、自分のキャリアは自分で作る意識が大事!仕事を楽しむ工夫をしてみたり、中長期的に考えたりして切り替えが大切だそうです。

5/14-15 第12回地域に飛び出す公務員を応援する首長連合サミットin岐阜市

内容は、すでに地域に飛び出している公務員の事例、副業に対する役所と職員個人に対するアンケート結果の発表。そして、山場である地域に飛び出す公務員に賛同する首長さんらの意見交換は、公務員が地域に飛び出しやすくなる制度整備を進めていこうという結論となりました。

事例をお話くださった塩尻市の三枝さん(株式会社たのめ企画を共同創業:塩尻の特産のブドウ、ナイアガラを使ったクラフトビールを販売)と犬山市の仙田さん(一般社団法人8knot代表:クラフトビールを醸造、販売)は、公務員である/なしに関係なく、心がおもむく方向を大事にされている印象でした。共通して、法人化は目的を達成するための手段だとおっしゃっていたことが記憶に残っています。

キャリア×公務員、地域×公務員

一見バラバラなこの二つの会は、自分の中で繋がっています。
私は人が住んでいる場所を好きになれるお手伝いがしたい。今いる場所を好きになることは、日々の幸せを底上げしてくれることだと思うから。
それから、生きる上で本業のメイン軸と本業以外のサブ軸が欲しい。サブ軸は、本業で得にくい、目の前に見えている人の役に立つ実感を持てる場がいい。
この二つの欲を改めて整理できた週末でした。

参加しながら、秋元祥治さんの本『20代に伝えたい50のこと』にあった言葉を思い出しました。

  • あなたはあなたの経営者。だからあなたが決めたらいい

  • うだうだ言って何もしない人よりも、うだうだ言われてでも何かしている人のほうが、ずっと偉い

制度があってもなくても、動く人は動く。まさにサミット事例の三枝さん、仙田さんだと思いました。ただこの先、堂々と報酬を得て活動できるようになるなら万々歳です。

柴田さんのお話から、キャリアを考えるには広げる⇔深めるの往復が大切だそうです。ここ1年は深めるフェーズだったので、そろそろ広げるフェーズに移りたい気持ちがむくむくしてます。市民センターでも覗いてくるとします👀


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?