週末農業事体験記 Day1
週末にみのり農縁で農業のお手伝いをすることにしました。
今日はじゃがいもの収穫でした。
品種はキタアカリ。
ほくほくとしていもの味がしっかりとした品種です。
黒いビニルのマルチをはがし、テントのペグと自分の手を使ってじゃがいもを掘り出します。
土から下は見えない(当たり前だ)ので、土を掘り返してじゃがいもを探します。茎が生えている真下を掘ればごろごろ...というわけではなく、横だったり深いところだったり気ままに実っていました。
株によって実っている個数も違う(これも当たり前)ので、ひと通り見つけ出してもまだあるかもと、広めの範囲を探します。
土を掘り返すことは想像していたよりも握力と腕力がいる作業で、しゃがみ込んで背中を丸めた体制で掘り続けることは骨の折れることでした。
とはいえ3時間も掘っていればコツを掴んでくるもので、「根っこがこちらに走っているからこのあたりにありそう」という予測も当たるようになりました。
ここで豆知識。
じゃがいもはナス科ってことご存じでしたか?
ナス科ナス属(学名ソラヌム属)の植物のうち、芋をつける仲間を「じゃがいも」と呼ぶそうです。
寒さに強く、やせた土地でも育ち、栄養価も高いじゃがいもは「大地のリンゴ」「貧者のパン」と呼ばれ古くから重宝されてきました。
原産地のアンデスからヨーロッパへ、そして江戸時代初期に日本に伝わり主に中部地方や東北地方で栽培されました。
日本でじゃがいもといえば北海道が有名ですが、これは明治時代に開拓使などが北海道に持ち込んで生産されたからだそうです。
ちなみにこうしたことを調べようと思ったら、図書館の児童書コーナーがおすすめ。
基礎的な情報が完結に詰め込まれているのでとてもわかりやすいのです。
今回使ったのはこちらの『ジャガイモの大百科』です。
さて、掘り出したじゃがいもを集めて作業終了。
3時間で大小300個くらいでしょうか。ひと袋5個入り200円とすると、12,000円分。これは、高いのか安いのか?収穫するまでの時間と手間を考えると安すぎる気がします。
売り物にならない小粒をいただいたので、皮ごと炒め煮にしました。トップの写真がそれですが、ほくほくのじゃがいもに舌鼓。
このごろお気に入りのヨガyoutubeで体をケアして寝たものの、翌日は肩から背中が筋肉痛でした。
*****
そもそもなんで農業?
実家が農家というわけでもないので、畑に入った経験なんて数えるほどしかありません。
きっかけの話はまた別の日に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?