あなたが笑顔で居れるなら(ぽっかぽかな家族・1)

「、、こんな家族おるんか、、、?(疑)」

その呆れるほどのんびりで優しい世界に

娘時代満喫中だった私は呆気にとられました。

TBSの昼ドラ枠を見たことない私は

てっきりその時間帯は嫉妬だの、不倫だの、

苦手なドロドロドラマが放送されているもんだと思って敬遠してました。

ふと番組欄の優し気なタイトルに惹かれて

初めて昼ドラを録画してみたら―――。

そこに映っていたのは

”のんびりのほほんな3人家族の優しい日常” でした。

めちゃめちゃびっくりしました。

速攻で大好きになりました。

それが「ぽっかぽか」との出会いでした。

☆ ☆ ☆

お嫁さんが多少風変りでもOK☆、

できればいつも元気&笑顔で居てくれればいいと願う、

お嫁さん大好きなパパさん(田所慶彦さん)と、

のんび~りな可愛い娘さん(あすかちゃん)と、

家事は手抜き(省エネ家事?)だけど

圧倒的なお日様感のあるママさん(麻美さん)。

優しい三人家族とその周りの人々の

穏やかで、ちょっと笑える話に私は夢中になりました。

、、、原作を大人買いし、挙句に円盤も買い揃えたほどに (*^_^*)

☆ ☆ ☆

(あらすじ的なもの:1巻より)

郊外にマイホームを購入して引っ越してきた田所さん一家。

麻美さんはある日

 ”あたしにもできる生きがいが必要!”

と思いつきます。

家事は後回しで必死になって生きがいを探す麻美さん。

あーでもない、こーでもないと試行錯誤した後、

シンガーソングライターを思いつきます。

とはいえ、家事をほぼ放棄で集中しても(呆れても怒らない慶彦さんスゴイ)

お洒落で売れそうな曲は思いつかなかったのですが

普段の生活を唄にしてみたら、、、でーきた!(*^_^*)

自作曲を唄って踊って、

どんどん元気で楽しそうで若返る麻美さんと

それを同僚に愚痴る(惚気る?)慶彦さん。

慶彦さんから「悪妻だ」といわれた麻美さんが

『いい夫といい妻でなくて、

いい男といい女でいられることが大事』

と返した時にびっくりしました。

☆ ☆ ☆

”結婚したら、ドラマのようなお嫁さんを頑張らなきゃいけない”

と思ってました。

”子供が出来たら、ドラマのようなお母さんを頑張らなきゃいけない”

と思っていました。

それまでの自分の趣味だの仕事だのは諦めて、

家族の為に100%尽くすもんだと思っていました。

、、、違うんだ。

妻になってもお母さんになっても

好きなことを楽しんでいいんだ、

ちょっとくらい悪妻でも

旦那さんや子供を心から大事に思って

お互いに笑顔でいられれば幸せなんだって

目から鱗どころか、

両目とも落っことした位の衝撃でした。

「~らしくしなきゃいけない」

という価値観に縛られてたのがバカみたいで、

一気に気が楽になりました。

「こんな結婚もあり!」って

自分が描いていた結婚へのハードルはぐぐんと下がりました (*'▽')

、、、結婚する前に知ってよかった、、、、

☆ ☆ ☆

「いつか田所さん一家のような優しい家族を作れたらいいな」

それが私の唯一の結婚観になりました。

そしてだいぶ時がたって(年単位で)、

彼氏に思い付きでその話をした時に、

彼氏が笑って貸してくれたのは、”ぽっかぽかのCD”

なんと彼もぽっかぽかを知っていました。

そしてその彼氏が私の旦那さんです。

びっくりしました。

笑っちゃいました。


次から具体的な話を書いていきたいなと思います。

最後まで読んで下さってありがとうございました!



優しいお気持はありがたく、ちゃっかり頂く方針にしました💖