推しの子


原作を読んでない民が話題のアニメを観たらガン泣きでした。

春アニメ見るリストに入れていた推しの子を視聴。
1話なかなか終わんないなーって思ってたらまさかの初回1時間30分放送でした。
これはこれでびっくり。
しかも内容を全く知らない為勝手に想像していたストーリーと違い過ぎて(勝手に想像してるのが悪い)いろいろびっくり。
まさかの転生モノだし推しの子の子って子供って意味か!と見てる途中で独り言呟いてた。

現代のアイドル事情も所々折り込まれていてフィクションだけどフィクションに寄り過ぎて無い辺りが現実味を増すというかリアルな感じした。
推しのアイドルが勤務先の病院に来るなんてことはフィクション中のフィクションだけどね!!

初回放送めちゃくちゃ濃かったなあ。
転換期がいくつもあってストーリーがまるっと進んでアイが生きていた時代が1話で終了。
2話に続く辺りでさあここからが本編ですと次に繋げる辺り構成力がすごい。

楽しい幸せな時間と各々の過去や内に秘めた想いが何十にもなって交差してずっと幸せハッピーって時間は描いていなかった。

この話の結末がすでに気になる。
アイドルのキラキラしたビジュアルと相反する殺人、復讐劇。
EDの女王蜂の歌や映像からは沸々と憎しみや憎悪が滲み出る演出。私好み。

1番刺さったのはアイが嘘つきだったところ。
でもただの嘘つきじゃない。
完璧な嘘つき。
虚勢や見栄を張る嘘は誰しもがしがちだけど嘘でも夢を見たい人たちへ向けた愛の嘘。
本当は心から愛したいって自問自答のセリフの後死ぬ間際に子供達に向けた心からの愛してるは泣けた。
ちゃんと愛せてたよかったって安心して死んでいった。辛すぎるだろ

その後も自分の子供のように育て会社を存続し続けてる社長の奥さんが1番のMVPです!

続きが楽しみです

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