マガジンのカバー画像

川柳のこと

14
川柳について書きます。
運営しているクリエイター

#現代川柳

第13回ぶらり句会

今回の題は「だん」「雑詠」。私の選句から   桐の箱に入ったものなど下さるな  浮千草  …

竹井紫乙
10日前
8

ゆにアンソロ

芳賀博子さんから『ゆにアンソロ』をご恵送いただいた。 “ゆに”は川柳を中心にことばの魅力…

竹井紫乙
1か月前
7

忘れたくない

雑誌『BRUTUS』特集「一行だけで。」 これまでの人生で生きる力をもらった川柳、希望を感じた…

竹井紫乙
1か月前
14

千春さんへ10の質問

句集『こころ』(港の人)の出版を記念して、千春さんに10の質問を投げかけてみました。この句集…

竹井紫乙
2か月前
18

「繁る思想」 竹井紫乙

ひみつポケットに窮屈な死体 全員で座っているだけの仕事 ハラスメント講習会のぼろ切れ ハー…

竹井紫乙
2か月前
5

『what's』vol.6を読む

広瀬ちえみさん編集・発行の文芸誌。 川柳・俳句・詩・エッセイ・句会報などなどで毎号ボリュ…

竹井紫乙
2か月前
10

第12回 ぶらり句会

広瀬ちえみさん主催のネット句会です。(参加者全員で共選) 今回の題は「かく」「雑詠」。私の選からほんの少しだけをご紹介。 破格値の羽や尻尾や嘴や  広瀬ちえみ わたしたちは鳥類と同じただの生き物ですが、この句に書かれた部位を 腕や唇に置き換えてみるとどうでしょう。手塚治虫が描いた漫画の世界は すでに現実となりました。生物の体の意味について鋭く突いた一句です。 「破格値」とは通常とても安いお値打ち価格の意味で認識していましたが、逆の場合もありかもしれないと考えさせられました。

海馬川柳句会2024年3月

湊圭伍さんが主催されているネット句会<海馬川柳句会>について。 昨年はほとんど参加できずに…

竹井紫乙
3か月前
6