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自由な形式で書かれた詩を収めています。幻想的な詩、物語的な詩、ナンセンスな詩など。
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2024年2月の記事一覧

自然史 【詩/現代詩】

一夜が明け 鶴見川の痕跡を あるいていくと 見たこともない みみずが 湧いているのである (…

汐田大輝
4か月前
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君たちの国のうた 【詩】

いつも聴いているよ 君たちの国のうた しんみりするときもあるが ときどき どんよりしているね…

汐田大輝
4か月前
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月明かり 【詩】

日本の詩は シベリアで生まれた という説もあるようだ タンタンタンと木魚を叩く 月明かりが…

汐田大輝
5か月前
89

ジャンク 【詩/改訂バージョン2種】 ~生成AIとの共創の試み~

先日、『ジャンク』というタイトルの詩(のようなもの)をつくり、noteに投稿したのですが、し…

汐田大輝
5か月前
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不幸の手紙 【詩】

郵便配達人が 通り過ぎたあとを 蠅が徘徊する アパートの壁をつたい 不幸の手紙を ポストに入…

汐田大輝
5か月前
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青い音楽 【詩】

吹きっさらしの広場の 風がやんでいる僅かな時間 青が濃く 薄く 混ざり合う 円形の劇場に 咲…

汐田大輝
5か月前
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永久発電機 【詩/現代詩】

〈人類の希望〉 を見学したのは 九歳のとき 街に聖火が灯された あの日のことを 作文に書いた ロシアの文豪たちが 匍匐前進する 迷彩服をいっぱいに着込んで 酸っぱい沼を進む パン工場の方向から焼けた匂いがする 銅のさびしさが 骨身に沁みる (僕らはゴジラみたいに吠える) 十字のマークを貼りつけた 八本足のロボット 開かずの扉を開けると オガクズのにおいがする 見なかったことにしたい魚が 壺の底を這いまわっていた 哺乳瓶が溶けていくのが見えた (僕らはゴジラみたいによ

ある晴れた日 【詩/幻想詩】

その日 あわてて飛び乗ったバスが 今日は経路を変えるという 前方の横顔が心なしか 蒼ざめて見…

汐田大輝
5か月前
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叙情 【詩/現代詩】

太陽の 鼓動を聴いていた 息苦しい青空が 耳のうしろにいた 「星の音」が タクトを振っていた…

汐田大輝
5か月前
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