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小説やエッセイその他、詩のジャンルに入らない作品を収めています。
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記事一覧

『さみしい夜の句会』第3集 発売中です

『さみしい夜の句会』第3集(月波与生編、満天の星発行)が発売されました。 この句集は、川…

汐田大輝
1か月前
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川柳アンソロジー『川柳EXPO2024』〜現代川柳のカオスな世界〜

まつりぺきんさん編集による投稿連作川柳アンソロジー『川柳EXPO2024』が発売になったというニ…

汐田大輝
2か月前
58

蛸電車 【AI画家によるシュールな絵画の展覧会】

記事の見出し用に作成したAI画像のうち、単独で鑑賞してもおもしろいと思ったもの11点をフル画…

汐田大輝
2か月前
62

ジャンク 【詩/改訂バージョン2種】 ~生成AIとの共創の試み~

先日、『ジャンク』というタイトルの詩(のようなもの)をつくり、noteに投稿したのですが、し…

汐田大輝
5か月前
63

グスコーブドリの妹(3)〜空中ブランコ〜 【幻想小説】

空き地に組み立てられた巨きなテント小屋の中で、鳥になったり、魚になったり、豹になったり、…

汐田大輝
6か月前
42

帝国図書館幻想、あるいはグスコーブドリの妹 (2)【幻想小説】

 グスコーブドリの妹がどのような運命をたどったのかは僕にはわからない。 ……本当にこの書…

汐田大輝
8か月前
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キノサキにて 【戯作・エッセイ】

アタシは、虚の世界に住んでいるので、エッセイなんて書かないよ。だから、あの世から書いていると思ってほしい。アタシはもう死んでいる。 ナオヤが小動物を殺害した現場はキノサキ温泉である。あなたも知っているでしょう。ミケヤ旅館に泊まったそうだ。アタシもいつか泊まってみたいが、財布への負担が重すぎる。奴は電車に轢き殺されそうになり、九死に一生を得て療養に出かけた。 ミケヤの建物は登録有形文化財になっている。ナオヤが行かなければこんなに有名になっていないだろう。門の前まで行ったこと

グスコーブドリの妹 〜帝国図書館幻想〜 【幻想小説】

長い年月が過ぎて、茶色い風の吹き荒ぶ銃殺台のうえで目隠しをされていたときでさえ、彼はあの…

汐田大輝
1年前
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異世界との接触 【超短篇小説集】

壺  変なものができた。妙な具合に曲がりくねっていて、どこに通じているのかわからない空洞…

汐田大輝
2年前
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銀河鉄道の絵をめぐって 【エッセイ】

最近、奇跡のようなことが起こりました。文章だけではなく、絵や音楽にも才能を発揮し、noteで…

汐田大輝
1年前
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ある変容 【幻想小説・SF】

——機械生命体が人間に近づき、我々が機械生命体に近づいていくならば、やがて私たちは見分け…

汐田大輝
1年前
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ChatGPTを試す : AIと文芸作品の創作・読解に関わる若干の考察 【エッセイ】

文章生成AIであるChatGPTが文芸創作に関与すると何がもたらされるのか。AIは作品のレベルアッ…

汐田大輝
1年前
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