見出し画像

超慎重だった私を変えた存在

自分の周りにいる人がどういう人なのかを考えたことはあるだろうか?

自分に明確なメリットを与えてくれる人。自分に危害を加える人やいつも悪口ばかり言っている人など、気分を下げてくる人は分かりやすい。そういった極端な影響を与えている人以外はどうだろうか?

気付きにくいが大事だなと思うのは「勇気づけをしてくれる人」の存在有無だ。


結婚してしばらく経ってからあることに気がついた。

そういえば、あまり不安になることがなくなったなということに。それは家族ができて安心感があるからとかそういうものだと思っていた。

ちなみに、以前の私は石橋を叩きまくって壊して渡れなくなってしまう程の慎重で臆病な人間だった。私なんかにできない!と言ってやりたい気持ちの炎をいつも嘲笑いながら消火していた。

そんな私がまずはやってみないと分からないよな。と思うようになったのだ。そこまでなるか?いや、心理学やコーチングの勉強をしたからそういうマインドになったんだとも思った。それでもなんかしっくりこないな・・・。

と思っていたら、ある時に気がついた。コーチの役割の一つに勇気づけがある。いいね!とかその調子!と言って応援したり、フィードバックをしたりして前向きな気持ちで取り組めるように励ましてくれるようなこと。

この勇気づけって別にコーチの専門特化ではなく、親が子どもにすることもあるし、友達や同僚や部下にすることだってある一般的なものだ。


なんと旦那はこれが無意識にできる人だった。私が「でもなー」なんて言っても「やってみなよー!」と背中を押してくれる。今ではこの1ラリーでDoだ。

そう、結婚したから変わったのではなく、結婚したことで周りの人の特性が変わったのだ。

なんと以前は見事に真逆の特性だったのだ

実家の家族は、大丈夫?こうなったらどうするの?(どうなるか分からないし)怖いからやめといたら?が常連ワード。

これは可能性よりリスクを考える傾向が強いのであって、決して悪いことではないというのは分かっているのだけど、思い返せば背中を押されたことはなかったなー。

そして振り返ってみると、自分の友人の多くもこっちのタイプ、前の職場もこのタイプが多く、私の思考は思っていた以上に偏っていたんだなと気付いて驚いた。

もちろんこれは良い悪いの話ではなく、自分と似た傾向の人といると選択肢を狭めてしまう可能性があるということ。個人でもグループでもバランスが必要なのに私は随分と長い間偏った環境にいたなあと。

自分を励ましてくれる人の存在

私の場合、結婚をする前後で真逆の特性の環境に身をおいているわけだけども、勇気づけをしてくれる人がいる、いないは大きいんだなあと改めて思っている。褒めてくれたり、応援してもらえるとやっぱり嬉しいし、前向きな気持ちでやり続けられるよね。

そこで、あなたの周りはどうだろうか?応援してくれる人、応援したい人、バランスなど。タイトルのように勇気づけは超慎重な人さえも変えることができるパワーを持っているのだ。


勇気づけの輪が広がっていくといいな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?