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詩 「ずっと」

いつもの様に 君にコーヒーを淹れる
ソファにもたれて 本を読んでいた君は
いつもの様に 笑顔で美味しそうに飲んでいる

お互いに 恋人もいる
でも この当たり前の様な関係はなんだろう
ただ 君といると 落ち着いて 腑に落ちるんだ

君の気持ちも 同じかも…なんて
ちょっとした仕草も 見逃さない様に

ふと 他愛もない 会話が途切れた
君と 三秒? いや もっと長く瞳がぶつかった

その時 何かが分かったんだ
君の顔と 潤んだ瞳で

咄嗟に 君を抱きしめていた
君も強く 抱きしめ返してくれたんだ

やっと分かった お互いの気持ち
もう 二人 嘘はやめよう

今 改めて 言わせて欲しい
「ずっと 君が 好きだった…」


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