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映画「モテキ」の長澤まさみは24歳だったんだよ

「素敵なあの人は○歳でブレイクした」とか、「大好きなアニメのヒロインは○歳だった」とか、自分の歳と憧れの対象の歳を比較して考えてみることがけっこうある。

それで、いつしか彼女たちの年齢を越えてしまった自分にショックを受けたりする。

最近26歳になった私は、自分が「ガチな大人」になっていくことをひしひしと実感してる。

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これまでに一番衝撃を受けたかわいい人、それは映画「モテキ」で長澤まさみが演じていた「みゆき」です。

ワンピ✕ジャケットのキレイめスタイルに国宝級の美脚を露わにして、大きなヘッドフォンを外しながらきょとんとした顔で登場するシーンが好き。最高にかわいい。優勝。おめでとうございます。ありがとうございます。

映画館で観た当時、私は21歳の大学生。
スクリーンの中のみゆきは24歳で、実在する雑誌「EYESCREAM」の新人編集者という設定だった。

つまり、出版業界にめちゃくちゃ憧れていたミーハー小娘にとっては完ぺきな役だった。

そしてこのとき、ショートヘアは親しみやすくそれでいて女っぽくもあるんだと学んた。

モテキの長澤まさみが可愛すぎて、自分も似合うだろうかと淡い期待を抱きながら短いマッシュショートにしたのは白状する!(そして、サークルの友達ほとんどに意識してるのがバレた笑)

かれこれその時から美容院で襟足を刈り上げられることには慣れているわけですが、言いたかったのはそんな話でわない。

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私にとって「24歳のみゆき」は、ふとした時に思い出すひとつの指標みたいなものでした。

編集部とは程遠くてもちいさな出版の会社で遅くまで仕事しているときや、高円寺の飲み屋街で朝まで飲み明かしているとき。
ふと「ちょっとみゆきっぽい感じ♪」と思ったりしていた。

とはいえ全然モテなかったし、フジロックにも行ったことないし、肝心な所でそもそも可愛くない(笑)

だけど学生のころに「最高にかわいいお姉さん」として自分の目に映ったみゆきに、24歳までに少しでも近づかないと、自分の夢は叶わないように思ってた。

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そして気づいたら26歳になっていた(!)

諦めというのはいい意味でも自分を成長させてくれるものです。

24歳になったとき「モテキの長澤まさみにはなれなかったね!笑」(当たり前すぎる)といっていた私は、25歳になったとき「これからは"オトナ"の年齢になるからしっかりしなきゃ」と思った。

最近26歳になった私はオトナとして扱われることに少し慣れてきて、これからは「自分」を作り直していく時期だと思ってる。

映画のヒロインをまねっこして同じ髪型にするのも楽しかったけど、「自分には何が合うのか」っていうのをそろそろ理解できてきたお年頃。

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こっそり話すと、"女の最高値は27歳" 説はわりと真実のような気がしているので、どんな27歳を目指すかを今のうちから改めて考え中だったりする(!)

(この件に関しては異性関係に限ったことじゃないので後で別の記事にしよーっと)

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