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Le 15-20 Mai 2019 Paris no.2

太陽の光はこの世の全てを100万倍美しく見せてくれる。

後から思い出しても、この日が私のパリ滞在中一番天気が良かった日でした。
St.Lazare駅に早めに行って、チケットを発券して、
スターバックスでコーヒーを買って車両へ移動。

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 向かったGIvernyには、Monetが晩年暮らした家と庭園があって、
彼の絵画に描かれた庭を、今回初めて訪れました。
本当は薔薇の季節だとあと1ヶ月先なのだけれど、
その頃にはすでに帰国しているので、それはまた次の機会に。
案外と遠いようで近く、宿泊するほどでもないので、
Parisからだと、ちょっと足を伸ばして出掛ける遠足です。

サイトにしっかり日本語があります。

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GIvernyの駅から行列に並んでバスに乗って、
庭園入口のあるパーキングまで10分くらいで到着。
そこから庭園に向かうちょっとした勾配を歩いて登っていく間、
「本当に本当に天気いいね!」って友達と何回も言っていました。

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学校のクラスでの遠足や子供連れ、海外からの観光客・・・
大勢の人が集まっているのに、チケット購入が1箇所しかありません。
その辺が、la qualité de la France...
そして皆、大人しく列に並んでいながらも、
途中で屋台のアイスクリームを買うなんて人もいたりします。
(この日はアイスクリームも売れたことでしょう。)

目の前の世界の全てが美しかった。

1時間弱、入場まで並んで、
一旦入ってからは、別の世界が広がっていました。
本当にモネが描いていた時代から、時間が止まったような。

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(これらはほんの一部。
モネのアトリエや室内の写真などもあるのですが、
noteって写真を一枚ずつペーストするのに時間かかるので、
後ほど気が向いたら、随時更新するかも。)

歴史と文化を守るということ

かつて、あった場所をそのまま同じように、残し続けていくことには、
多くの人の多大な努力が支えとなることが、簡単に想像できます。
そして、それは多分、当時と全く同じであるというわけではなく、
どこかで誇張したり、追加したり、省略したり、など、
それと同じ空気を纏うものとして存在させる工夫が
きっとどこかにあるんだと思います。

フランスの5月で、こんなに穏やかにしっかりと晴れている日は、
本当に稀なんじゃないかなって思います。
乾いていて、暑すぎない空気、鳥のさえずり、虫の羽音、
柔らかい風、ひとのざわめき。
それらは当時のMonetが感じていたものと、
まるで同じもののように、目に耳に肌にまとわりついています。

結局、この日はお昼ごはんを食べ損ねて、帰りの電車に乗って、
パリに戻って帰宅してから17時くらいに
私が簡単なパエリアを作って、彼女と遅いお昼ごはんを食べて、
その後仕事から戻った彼と一緒に、21時くらいから夕ご飯。

私のスマートフォンの写真データをTV画面に飛ばして、
その日に出会った場面を3人で眺めてしゃべりながらの食事。
そして彼女は自分で写真を撮らないで、私のデータを欲しがったので、
エアドロップで飛ばしました。



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