5年男子が無断で早退してきた時にかけた時の対応

3月のある日
私は在宅で午前中の仕事を終え、
前日の夕飯の残りを昼食として食べていたら
いきなり玄関のドアがガチャっと開いたのです。


そうしたら ものスゴイつり上がった眉毛!
鼻の穴は膨らみ方が2倍以上の息子が帰ってきたのです!

「今は話したくないけど 
納得いかないから黙って帰ってきた!!」


そういって子供部屋に入っていってしまいました。


四年生の後半の頃から
自我が少しずつ芽生えてきていた息子は
世間の常識というか、学校の理不尽さ
というのに
納得いかないということが多くて

その度に気持ちを受け止めつつも
話をしてきました。


まぁ、わかるけど 世間ってそうだよねっていう
ことが多くて難しいのですが


息子が帰ってきて 間も無く学校から

『息子さんが学校からいなくなってしまいました。お家に帰っていますか?』

とかなり慌てた電話が(笑)



今回、担任の先生ではない
教科担当の先生に怒ってしまったということで
担任の先生も電話越しからも
伝わるほど、動揺されていました。




状況を聞いてみると


…うん、それは確かに納得いかないわな。

教科別先生の傲慢じゃないか?
もっと言い方あったんじゃない?
そりゃ怒りたくもなる。

という案件で、息子は無断で帰宅したようでした。


夜までに パパとも連絡を取り合って
この部分はきちんといけないことだと言おう
ここは認めてあげよう、共感しよう
というすり合わせをしてから
息子に話をしました。

結論

私たちは
声を荒げるでもなく、とにかく本人には


『無断で帰ってくる、帰ってこようとする
気持ちがあること、
それを決断して実行したということは
なかなか出来ないことだから素晴らしい!
世界に出ていって 
沢山のことを経験できる第一歩だ!』

と称えました(笑)


ただ、無断で帰宅をしてしまうことで
万が一、警察に見つかったり通報されてしまったり
事故に遭ってしまったりすることもある。
そういうデメリットも少なからずあること、

それから今回、全く関係のない担任の先生が
『担任』という立場であることから責任を
取らねばならなくなる場合もあること。

そういったことだけは釘を刺しておきました。

あとはもう笑い話になるように

「とりあえず、バイクは盗まないほうがいいぞ」
「校舎の窓ガラスは割らないほうがいい、
弁償代がかなり高い」

と、尾崎豊かよ!!というツッコミが入るような
アドバイスを交えて、その日は話を終えました。


思春期の男子って難しいなぁ。


これはまだまだ序章にしか過ぎないんだろうなと
思っていますが、
自我が芽生えていること
反抗すること、自分はこうだ!
という気持ちがあるって

順調に成長してくれているんだって
思うようにしています。

3360gで生まれて 何も出来なかった
あの小さな赤ちゃんが 


今こうして笑って
怒って 泣いて 反発して 
もがき出しているのですから


親はそれを見守り、一人でも乗り越えていける
模索して 沢山の出会いに恵まれるよう
寄り添うしかないのです。

楽しめ、息子!!

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