相談を受けるやりがいと難しさ

 今年から初めて相談業務に携わることになった。今までは療育一筋で、心理士だけど、その経験値から今年児発管も担うことになったが、初めて相談しにくる方の話を聞くのは初心者同然かもしれない。わからないわけではないが、やってみると難しい。すでにお子さんのために、よかれと思って伝えたことが、保護者さんを驚かせてしまったことが1件あり、本当に申し訳ないことをしたと感じた。

 相談は、必要な支援方法や地域資源を伝えなければならないが、聞く保護者のタイプによって、伝え方の段階を変えなければならない。それと同時に保護者の話を丁寧に聞き、「来て良かった」「スッキリした」と思ってもらえるようにしていきたい。

 「インテーク面接は、聞くことでお子さんのことを推測しなきゃいけないから、必要な情報は聞かないとね。」先輩からそう言われた。お子さんだけでなく、保護者からもその反応から学ぶ姿勢で、気を引き締めて、無理のない程度にがんばりたいと思う。

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