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1日6時間スマホに取り憑かれた人のデジタルデトックス

これは先週のスクリーンタイムだ。

仕事でもスマホを使うとはいえ、流石にスマホに取り憑かれすぎているので、本格的にデジタルデトックスをやってみようと思う。


今回はパソコンやゲームなどはノーカウントで、スマホだけを対象に触らないように1週間過ごしてみる。


スマホの触りすぎによる悪影響

私は何をするにしても、自分の中でしっかりと理由付けしていないと、何もできないので、まずはスマホの悪影響について調べてまとめておく。

スマホの触りすぎによる悪影響は、主に以下の3つだ。

  • 集中力や記憶力の低下

  • 睡眠不足

  • メンタルへの不調

どれも知ってはいたし、悩んでいたことなので、ここでしっかり向き合ってみる。

集中力や記憶力の低下

スマホが近くにあるとついつい触ってしまう。これが原因で、スマホを触っていなくても頭の中はマルチタスクの状態になる。

マルチタスクは情報過多を引き起こし、集中力や記憶力を低下させる。

Yutubeの動画を流しにながら仕事をするというのもやっていたので、完全にマルチタスクのやりすぎで脳を疲れさせていたんだなと反省。


マルチタスクはできてしまうけれども、1つのことに集中したほうが、記憶への定着や成果も格段に上がると思うので、デジタルデトックスを機にマルチタスクも卒業したい。

睡眠不足

スマホからでるブルーライトは、睡眠の質を低下させるとは聞いたことがあるだろう。

特に、寝る前にブルーライトを浴びることで、脳が起きる時間だと勘違いしてしまい、なかなか眠れないという悪循環に陥る。

寝る前にスマホを触る→眠れない→眠れないからスマホを触る

の悪循環で、昼夜逆転生活が続いていく。

SNSが動画、ゲームなどの刺激で、脳が興奮してしまうと、さらに眠気からは遠ざかってしまうため、夜のスマホとのかかわり方は早急に変えていくべきだ。

メンタルへの不調

スマホではたくさんの情報に簡単に触れられる。それらの情報が、自己成長につながればいいのだが、それだけでは済まない。

悲しいニュースや誹謗中傷、SNSでの他人の反応などは、嫉妬や悲しみ、自信喪失にもつながる。

自分よりすごい人をネットで見つけては、自分はなんてダメなんだろうと落ち込むことは少なくない。

それがしんどくなって、仕事用のXアカウントはほとんど使っていない。


また、SNSで簡単に繋がれるからこそ現実での友人たちとのコミュニケーションも格段に減ったと思う。

インスタで現状大体知っているし、と連絡を取ることもなくなってしまった友人も何人もいる。


スマホ依存になるとイライラしたり怒りっぽくなることが多くなるらしい。あと、スマホに限らず作業中に話しかけられたりするとイライラしてしまうようになる。

これは、スマホが原因だったのかと驚いたが、すぐにイライラしてしまうことが治るならとスマホ依存はぜひとも改善したいと思うようになった。

1週間のデジタルデトックス

いきなりスマホを断つというのは、無理な話だし、デジタルデトックスn回目と失敗続きなので、まずは1週間意識して過ごしてみる。

その時に意識したことやあきらめそうになった瞬間、持ちこたえた方法などを残していく。

1日目

思い立ったのがその日のお昼過ぎからだったので、当日になってすぐはスマホを触りまくっていたので少し時間的には多くなってしまった。

とりあえず、仕事関係の連絡はパソコンで行うことを心がけて、スマホを部屋の隅にある棚の上に置いておくことにした。

最近は読書のモチベーションが低くて、数ページで読むのを辞めてしまうことが多かったけど、集中して読み進めることができたのは嬉しかった。

スマホを何度か触りそうになったけど、手元にないことに気づくと「デトックス中だ」とすんなり触りたい欲は抑えられた。

起きるのが遅かったので夜は眠れなかったので、本を読んだり漫画を読んだりした。

お風呂に浸かるときはいつもスマホを持ち込んでいたけど、もちろんこの日は持ち込まず。のんびり過ごせた気がする。

2日目

なぜかアラーム(9時)よりも早く8時半に目覚めた。

朝からスマホを探してしまうがぐっとこらえて、目覚まし時計で時間を確認。

わりとすんなり起きられて、驚き。

10時くらいから仕事初めて、予定の2倍くらい作業を進められた。

作業してはスマホ触って、通知が気になってっていうのは、やっぱり集中力低下させまくってるんだなと反省。

お昼過ぎと21時くらいに眠たくなったけど、我慢して、24時にはベットに入った。

今日もたくさんマンガ読んだり本読んだりできてよき。

ご飯食べなかがスマホを触ってたのもなくなって、庭でぼーっとパン食べながら、遊んでる猫や植物たちを眺めてた。

今日はそこまで触りたいっていう症状は出なかった。

ただ、LINEの通知に7時間くらい気づかなかった。

3日目

起きてから、仕事の連絡が来てたからスマホ開いたら数分で頭が痛くなった。

もともと痛いはずなのに気づいていなかったのか、昨日ほとんど触っていなかったのにスマホを見たからなのかはわからない。

3日目になるとスマホの存在が頭に浮かぶことがだいぶ減った。

4日目

仕事の連絡でスマホを使った以外は、ほとんど存在を忘れていた。忘れすぎて、通知に気づかないくらいに。

仕事もPCで完結できるのはできるけど、常にパソコンに張り付いてるわけではないし、簡単に連絡が取れるのがスマホの良いところなので、これが本来の使い方かなと感じている。

調べ事をするときも、PCを使うようになったので画面との距離もスマホの時より遠いし、文字も大きいので目に優しい気がする。

5日目

岩盤浴&温泉デーで、ほとんどロッカーにスマホを預けていたので良いデトックスデーになった。

図書館で借りたい本の場所を検索したときに使ったのと、仕事の連絡で使ったくらいかな。

案外なくても平気。触りたい欲もほとんどなく、穏やかに過ごせている。

リビングに行くときもスマホは自室において置いたままでも、なにも感じなくなった。

以前は不安になってすぐに取りに行っていたのに。良い変化だ。

6日目

Yutubeの動画が見たくなった時に、普段はスマホでごろごろしながら見ていたけど、今日はパソコンでテレビを見る感覚で楽しんだ。

画面が大きくていいね。

ごろ寝よりは姿勢がいいので、身体にもよさそう。

あと、ゴロゴロしていないから何時間も見続けるということがなくなるのも良かった。

7日目

朝起きてすぐにスマホ探したり、暇なときにスマホにすぐ手が伸びることがなくなった。

暇なときに「今から何をしよう」と考える時間ができたことが何よりも嬉しい。

電子機器に囚われていない感がある。

効果があった行動

今までスクリーンタイムを設定したり、おやすみモードを設定したりと、いろいろ試してみたけど、1番効果があったのは以下の2つだった。

  • 近くにスマホを置かない

  • 人に宣言or報告する


スマホがすぐ手に届く範囲、目に入る範囲にあることはデジタルデトックスの妨げになる。

  • 寝る時は机の上

  • 仕事をする時は棚の上

  • リビングに行く時は自分の部屋

とりあえず自分の手の届かない範囲に置いておくことで、スマホに手が伸びそうになったときに一呼吸おいて手を止められる。


わたしは今回デジタルデトックスをするにあたって、結果はどうであれnoteで結果を投稿することを決めた。

人に報告する以上、少しでも成果をあげたいと思って、スマホを触りたくなっても、少しでもスクリーンタイムを下げるためにと手を止められた。

  • SNSで投稿する

  • 家族や友人に宣言する

1人でやるよりは、誰かに伝えたほうがやる気も強制力も上がるだろう。

まとめ:約55分までに減らせた

1日のスマホ時間が平均5時間41分だったのが、55分に減らせれた。

初日のお昼から初めていたので、もっと減らせれたともおもうけれど、それでも1時間を切ったのはとても嬉しい。

デジタルデトックスをした効果として、

  • 有意義に過ごせた

  • スマホを触ると頭が痛くなった

  • 人と話すときにスマホを触りながらというのがなくなった

の3つが挙げられる。

暇になればスマホだった私が、スマホ以外の選択肢を積極的に取り入れられた。

  • 本を読んだり

  • 猫と遊んだり

  • 家族と話したり

  • 部屋の片付けをしたり

  • 庭でぼーっとしたり

いつもより有意義に過ごせたのではないだろうか。


スマホ時間を減らしてからスマホを触ると、頭が痛くなった。これは、今まで日常的に痛かったはずなのに気づいていなかったのかもしれない。

自分の体にも優しい1週間を過ごせた気がする。


食事の時にスマホを触ったり、家族と過ごしている時にスマホを触りながら会話をしたりすることがなかった1週間。

相手の手を見て話すという当たり前のことができていなかったので、取り戻せたのは嬉しい。

ただの機械よりも目の前にいる人の方がどう考えても大切なのに、それを蔑ろにしていたのは反省点だ。


デジタルデトックスは思っていたよりも良い。なにしろ自分や他人、時間を大切にできているのが実感できた。

とても便利なスマホ。完全に手放すことはできないが、必要なときに必要なだけ使うことを心がけていきたい。

少なくとも毎日1時間以内には抑えたいな。

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