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DP〜旦那ポイントとその未来

梅雨入りして家に閉じ篭りしおりんです。
おはようございます。

毎日天気の悪い日が続いて
気分も少し落ち込み気味になってしまいますが、
そんな中でも毎日何かいいこと一つでも見つけたい今日この頃です。

さて、今朝読んだ記事にYP(嫁ポイント)
というワードを見つけて
ちょっと面白そうだなと思ったので、
今日は我が家に当てはめて記事を書いてみたいと思います。

きっと家庭円満の秘訣が見つかるのではないかと、期待しております。

我が家はDP制

我が家はちょっと特殊でして
外で遊び呆けるのが私の役目で、
家を守るヤモリが旦那です。

通常、YomePoint=嫁ポイントというは
旦那さんがお嫁さんに対して良い行いをして機嫌をとって
そのポイントに応じて自分の要望を通しやすくすることを意味すると考えられます。

だからたまに普段の行いが芳しくないと
「YPがそろそろなくなるから、今日の飲み会キャンセルで」
という事態を招くのです。

つまり、日々の行いで嫁ポイントを稼いでおくと
「この日飲み会なんだけど・・・」という要望も
「たまには行ってくればいいよ!」と快諾してくれるが、

YPがなくなってくると
「また飲み会?」と怪訝な顔をされるのです。

そんなYP、我が家ではその反対のDannaPoint=旦那ポイント制度が発動されます。

DPもYP同様、
旦那の機嫌をとって稼いだポイントに応じて
どれくらい嫁である私の要望が通りやすくなるかが決まるのですが、
ここでひとテクニックがあるのです。

ポイントの使い方稼ぎ方のコツ

通常ポイントの稼ぎ方は我が家の場合
夕飯を作ったり、洗濯物を率先して回したり、
休みの空いた時間に掃除をしたりと
かなり普通です。

これは夫婦関係において、
お互い平等な立場であるからこそ
それらの家事は嫁がしないといけないという認識はないし

一緒に生活している誰がやってもいいこと。
特に共働きなら尚更です。
(旦那に養われてる訳でもないのに当たり前のように家事は嫁がする、という雰囲気は解せない)

さてさて一方ポイントの使い方の部分では
私の場合かなり太っ腹なのでここが問題です。(一撃100P−)

毎日の予定が非常に多く、登場人物も多く
事前に相手に伝えていても多くは、
というか何も覚えていません。
直前に伝えていないと、「そんなの聞いてない」と咎められます。

(ここでカレンダーとかにざっくりとでも予定を書けばいいじゃないかというアドバイスの声も聞こえてきそうですが、それは面倒なんです。)

だから私は
何か遊びの予定がある時は、
夕食前までに(←ここ重要)
本日の予定を相手にLINEし、

夜中帰りや朝帰りの帰り道のコンビニで
旦那の好きな牛乳寒天を買って帰ること。

または、次の日中にその反省の色を示すために、ご飯を作って洗濯を回しておく。

それが私のポイントの使い方と稼ぎ方です。

つまり、大きなポイントを使う場合は
同時にポイント+”気持ち”も添えてプラマイゼロにしておくのです。

なーんだそんなことか、
と声が聞こえてきそうですが

ここで重要なのは、
それを小さなことでいいから
毎回変わらず行う、ということ。

毎回牛乳寒天を買えばいいという話ではなくて
100P使ったから100P稼がないといけないというわけでもなくて

例えば、

朝帰りの夜に急に媚びへつらうように
高いケーキや花を買ってくるという普段しないことをしてきたら
気持ち悪くて、逆に浮気かなと勘ぐられてしまいます。

そうではなくて、普段やっていることを
「いつも遊びに出させてくれてありがとう」
という気持ちを込めてさりげなく添えるのです。

そうすると、
「まあ楽しかったんだね、でも夜は早く帰ってくること。あ、そいえば洗濯物ありがとう。」
と、うまい具合に流れていきます。

どんなに小さな何気ないことでも、
”気持ち”がプラスされることで
不思議なことにプラマイゼロになるんです。

我が家ではその教育あってか
「しおりが遊びに行った後はなんかいいことあるから、まあいいか、楽しんでき」
という神な言葉が聞けるようになったので

ぜひおすすめです。(いやもうこれは旦那が仏)

ポイント制度は墜落させる?

そうはいっても、これらは一定の信頼関係に基づくものなので
一様に全ての家庭に対して言えることではないので悪しからず。

さらにここで私がもう一つ突っ込んで議論したいことは
このポイント制度が外因的動機であることと、
それが及ぼす影響についてであります。

一応教員免許を持っているので教育心理学とかとても興味深いのですが

例えば、
「掃除をすると部屋が綺麗になって、綺麗になると気持ちいいから掃除が好き」
という内因的動機づけによる行動が
あったとします

ここにDPもしくはYP制度を導入することで

”掃除をすることでDP (YP )が加算される”
”DP(YP)を稼ぐために掃除をする”という

外因的動機づけによる行動に
変化してしまいます。

これは教育で有名な「アンダーマイニング効果」そのものです。

アンダーマイニング効果とは、
達成感や満足感を得るために行っていたが
報酬を受けた結果、「報酬を受けること」そのものが目的になり、結果として本来の内的な動機が失われてしまう心理状態のこと。

カオナビ人事用語集より

つまり外的要因(報酬)がないとモチベーションが上がらなくなってしまう影響が考えられます。

だからこそ、
ポイント制度を発動するときは自分の気持ちと
相手への気持ちは忘れないでいたい。

掃除をするのは自分と家族が気持ちよく過ごすためだし、
ご飯を作るのは自分と家族が生きていくため、
牛乳寒天を買っていくのは相手の喜んだ顔を見たいから。
(決して悪いことをしたあとのご機嫌とりじゃない。ということを信じたい。)

結局は「愛」だね。

結局は愛なんですよ。

ごめんねとありがとうの思いやりの繰り返し。

その中で、自分も一人の人間なので
家族以外の人間関係もあるし趣味もあるし
好きなものも好きな人もいる

夫婦になったからって、家族ができたからって
それを諦める義務はないし

私は死ぬまで好きなことを好きなように
誰になんと言われようがやり続けたい。

DP(YP)制度というのはただの手段にすぎず、
それをうまく活用することによって
お互いに気持ちよく生活できるのではないか
という提案に過ぎない。

これから彼氏彼女が欲しい人は
どうか自分の好きなことは好きなように我が道を行ってほしい
その先で出逢う人こそ、お互いにのびのびとした関係が作れると思うから。




ということで、
私は今日も牛乳寒天を買って帰る。







おわり。


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