私は額縁になりたい

岡山の大原美術館なるところに行った。

音声ガイドを借りて、作品への興味はバッチリ
最初はしっかり音声ガイドを聴いて、しっかり作品を見てた。

だけどだんだん、絵よりも、陰ながら主人を支えている額縁に興味がいくようになった。

可愛らしいものもあれば、繊細なものもあれば、シンプルなものもある。
なんせ、メインの絵が引き立たせることに全力な額縁さん。
全力なんだけど、決して全力感は出さないようにひっそり絵さんを支えているから、その存在に気付かない人も多い。

あーやっぱり私って、
小さなものにでも価値を感じられる人でありたいとか
これが人になった場合には、あらゆる人の魅力を引き出したり、引き立てる人でありたいとか
思ってるんだなぁって

それが1番心地良くて
1番私の良さや強みが発揮できる

私が1番好きな絵は、フラゴナールのブランコだから、
私はこの作品の額縁になりたい。