見出し画像

要約 『平凡な記憶力から2年で日本一に 世界最強記憶術 場所法』 著者・平田直也

脳の機能自体は年とともに衰えるのかもしれませんが、記憶術というワザを知ることで、知る前よりも、ものを覚えられる量は確実に増加します。 29ページより

●はじめに

「覚えられない!記憶力が悪い!」
本書は、記憶力競技の現役選手で日本一にもなった著者が、プロの記憶術を日常生活でも使えるように応用して紹介した本です。

本書を読んだ後には、あなたの記憶力は明らかに向上し、日常生活で覚えにくいもの、記憶に残りにくいものを、覚えやすい方法に変換させる方法が身につきます。

また、「頭が悪い」「記憶力が悪い」と悩んでいる方々の救いになることでしょう。

●本文要約

1.記憶術は、誰でも、後天的に身につけられる

物覚えが悪い、本を読んでも知識が頭に定着しないと悩んでいませんか?生まれつき頭が悪いからものを覚えることができない、とあきらめていませんか?
本書の著者である平田直也氏は言います。
「記憶術というのは、脳の仕組みを活用した、理論に基づく再現性のあるメソッドです。なので、誰でも、後天的に身につけることができます」
すなわち、著者によれば記憶力は誰でも練習をすれば向上させることができるのです。実際に著者は、本書に掲載されている理論に基づいた方法で、記憶力競技で日本チャンピオンになりました。
本書では主に
ストーリー法
場所法
タグつけ法
という記憶術が紹介されています。各手法について提示されている練習問題をこなすことで、読者は自分の記憶力が向上していることを実感することができます。試して記憶術の凄さを体感できるのが本書の特徴です。

2.そもそも記憶術とはなにか?記憶術を身につけるメリット

そもそも、記憶術とは記憶力競技に参加する選手たちが身につけている一度にたくさんのことを覚える技術です。
記憶術は脳の仕組みをいかした方法で、誰にでも再現性があるので、簡単に記憶力を向上させることができます。一度、記憶術をマスターしてしまえば、電話番号、銀行の口座番号、クレジットカードの番号、人の顔、英単語なども簡単に覚えることが可能です。
覚えるよりも、メモを活用した方が間違いないし、キャッシュカードやクレジットカードはいつも持ち歩いているので問題ない、という方もいらっしゃるかもしれません。
しかしメモを取り出すわずらわしさから結局メモをとることをせずに忘れてしまうというのが世の中の大半の人々ではないでしょうか。
記憶術を体得すれば、メモを取りだすことなく覚えることができ、また思い出せる便利さがあります。
それ以外にも、自分の頭で記憶することには大きな意味やメリットがあります。
それは「記憶力がさらに向上する」「発想力が向上し、脳をうまく使えるようになる」「覚えることが楽しくなる」の3つです。
記憶力は、何歳から始めても成長させることができます。
脳の機能自体は年とともに衰えるかもしれませんが、記憶術というワザを知ることで、知る前よりも、ものを覚えられる量は確実に増加するのです。

3.記憶術「ストーリー法と場所法」

続きは以下リンクからお読みいただけます。(残り4300文字)

ここから先は

0字
◆専門家と編集部で厳選した「親が今読むべき本」を「一冊10分」に圧縮してお届け ◆8冊分の記事を、「一冊分のお値段」でご提供 ◆オーディオブックも同時配信で、「ながら聴き」も可能 ◆「要約リクエスト」を受けつけているのはSHiORIだけ(LINE登録から) 忙しい中でも「親のセンス」をアップできます。 子育て支援はあっても、一番負担のかかる「親」の支援は足りていません。 SHiORIは徹底して「親の味方」になります。ご愛読の程、よろしくお願い致します。

「親」に特化した初の書籍の要約マガジンです。 週2回(水・土)|月8本 「教育」「心理学」「マネー」など、ベストセラーから知る人ぞ知る本ま…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?