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心の花2024年9月号(自詠)
荒れ狂ふ吾だつたなら今はただ深夜独りで啜る珈琲
右足の爪長きこと屈まりて気づいて切りて過ぐる誕生日
風船の匂ひは文化祭の匂ひロッカーの上に転がつてをり
撤収の時は来たれり風船を一緒に割れば青春ごつこ
昨日より世界の質量増えてゆけ助動詞ひとつ覚えし君は
今回は職業詠やや多めです。文化祭、装飾に風船使いがち。
荒れ狂ふ吾だつたなら今はただ深夜独りで啜る珈琲
右足の爪長きこと屈まりて気づいて切りて過ぐる誕生日
風船の匂ひは文化祭の匂ひロッカーの上に転がつてをり
撤収の時は来たれり風船を一緒に割れば青春ごつこ
昨日より世界の質量増えてゆけ助動詞ひとつ覚えし君は
今回は職業詠やや多めです。文化祭、装飾に風船使いがち。