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キャリア支援をしたいという純粋な気持ちに対峙して、自分の未熟さに盛大に落ち込んだ話

こんにちは!しおりです。
人材紹介会社にてキャリアアドバイザーをしています。
2023年1月、ポジウィル認定講座を卒業し、3月の認定試験に向けて自分に落とし込みをしています!
※ポジウィル認定講座で何を学んだのか知りたいかたはコチラをご覧ください


こんな人に伝えたい

 人材会社でキャリアアドバイザーとして仕事をしているけど、キャリアコンサルティングってやる目的が全然違うなって思って、自分のできなさに落ち込んでいる人


どんなことがあったのか|練習会の出来事

 1月にポジウィル認定講座を終え、今は3月にある認定試験に向けて、向上心あふれる仲間達とスキルアップに励んでいます。「勉強会」「練習会」と称して、講座生同士でロープレをやっています。

 そんな中、ある時におこなったロープレのお相手が、とにかく聞き上手で引き出し上手だったんです。

 「こんなことを頑張った」という話から「こういう力があると思ったのですが、どうですか?」というI(アイ)メッセージの伝え方が自然で。さらに「その力がほかに生かされたエピソードってありますか?」という他の経験を考えさせる問いかけをもらうことで、確かにこんなことあったなと思い出して、それが強みの裏付けになるなと、話しながら感じていました。


なんで落ち込んだのか

 上記のロープレの時は、クライアントとして問いかけられながらも「あーなんだかすごく話しやすいし、こういう風に私も問いかけられるようになりたい!」と思っていました。

 そんな気持ちを抱いた直後、ロープレなので、私自身もトレーナー役をやるわけです。今でも本当にクライアント役をやってくれたあの子には申し訳なかったなと思うのですが、

 まさに「事実」しか聞けなかった。

 事実を聞いた後に「どんな感情だったのか」「それができた背景に、あなたのこんな強みが・・」なんて伝え返しが一切できてなかった。(もしかしたら一言二言くらい返したかもしれないけど、記憶上は皆無)

 なんでそうなってしまったかというと、
 一言で言えば「圧倒されたから」。

 先にトレーナーをやってくれた子は広告会社に勤めていて、今回キャリア支援について学んだり、実践するのは全くの初めてだったんです。それ故、講座で学んだことを純粋にそのまま受け取ろうとしているし、吸収している。そしてロープレの場で実践している。

 一方で人材会社で勤めて7年、キャリアアドバイザー専属として2年目になる私。うまくやりたいという気持ちが勝った故に、一番大事な傾聴の姿勢や、心のコップを空にして、相手と同じ景色を見ることができていなかった。そして相手の良さがココだねっていう伝え返しもできなかった。自己中心だったなって反省しました。


キャリアコンサルタントの実技試験に向けたロープレでも全く同じだった

 このロープレの後、実は講座の仲間との練習会に参加することが怖くなっていました。自分の「できない面」に対峙することに、ビビっていた。

 ふと、以前もキャリアコンサルタントの実技試験に向けてロープレしたことがあったなーって思い出したんです。

 その時も全く同じで自分に対して落ち込んでいました。でも自分のできない面に対峙した時が、成長の伸びしろ。できない自分を悲観するんじゃなくて、できるようになるにはどうしたらいいかを考えたり、できない自分を恥ずかしがるんじゃなくて、素直にフィードバックを受け入れる。

 その繰り返しで以下のようなことに気づくことができたんです。

■キャリアアドバイザーとキャリアコンサルタントは、目的が違うから話すことや話し方が違う。
■私の課題解決思考はこの時は使っちゃダメ。最終的な答えはクライアントの中にある。


2つの出来事に共通すること

 キャリアコンサルタントの実技試験に向けたロープレで、一度は「自分の気持ちを空にすること」や「教わったことを素直に実践すること」を学んだはずだった。でもポジウィル認定試験に向けた練習会で、もう一度それができていない自分と対峙しました。

 自分の経験を過信せず、目の前の人に誠実に向き合う
 ありのままの自分の実力を知り、さらによりよくすることを忘れない

そんな気持ちを忘れないために、noteに記しておこうと思います!


まとめ

 今回は「キャリア支援をしたいという純粋な気持ちに対峙して、自分の未熟さに盛大に落ち込んだ話」をまとめてみました。全く同じような悩みに至る人はいないかもしれないけれど、成長痛に悩んでいる人に届いたら嬉しいです!

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