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数理の翼

子どもは塾の飛び級のおかげで、楽しく中学3年で高校生の数学範囲へ突入していきました。
そして、高校1年生で数学ⅢCの飛び級塾へ行きたいと言い出しました。もちろん、本人の意思を尊重しました。
その時です。私が、「数理の翼夏季セミナー」を見つけたのは。

数理の翼のHPより
数理の翼夏季セミナーは、フィールズ賞受賞数学者の広中平祐氏により1980年に第1回が開催されて以来毎夏各地で開催されている、合宿形式のセミナーです。 将来の科学技術を担う主力となるべき若い世代を発掘し育成する活動の一翼を担うべく、全国各地から数学・理科等に優れた素質と強い関心を持つ高校生・大学生等を招待します。 最先端で活躍する研究者の講義、参加者の研究発表会など、普段の生活の中では得られない体験を通じて数理科学への関心をより一層高める機会を提供します。

と書かれていて、4泊5日セミナーが、無料で参加でき、北海道~沖縄から、セミナー会場まで、交通費の半額の補助があるとのことでした。
東大・京大などの大学院・大学生による運営で、工学部・理学部・医学部など理系に進学したい高校生には、夢のようなセミナープログラムでした。
早速、子どもに話をしたら、チャレンジしたいとのことだったので、学校の推薦を頂き、応募しました。ありがたいことに、参加できるお知らせがきました。子どもは大喜びで、出かけて行きました。


高校生が、各都道府県から1人ずつ全国から集まり、昼間は、数学・物理・化学・生物など、大学で学ぶことにつながる多彩なセミナーを選択して、参加でき、夜は自分達で、関心のあることを話し合う夜ゼミが開催されました。

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