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球児のためのヨガ

わたしは今、いろんなタイプの球児に出会っています。
そして彼らは愛情たっぷりのチームに属しています。

ありがたいことに、わたしは
その仲間に入れてもらっています。




ひと昔前だと考えられなかったことです。

野球に関するプロフェッショナルじゃない者が
チームの一員になるなんて。

ましてや、伝統や固定観念が根深いからこそ
よそ者は入れない雰囲氣がまだまだあるのも事実。

でも、確実に柔らかさを伴っている野球界。

「今までと同じでは何も変わらないんだ」
腹を括ってくれる大人たちがいることに
喜びが込み上げています。


ヨガトレーナーとして野球界に参入したい理由は
「野球に出逢ってよかった」と思える球児だらけにしたいから。

チームとして輝かしい成績がなかったとしても
レギュラーじゃなかったとしても
強豪校で毎日厳しい日々だったとしても

ただただ荒んでいくのではなく
目から光が失われるのではなく

このチームで、このメンバーで
野球ができてよかった。
そう思って、別のステージに進んでほしいのです。


野球を続ける子もいれば、続けない子もいる。
それでも、あの濃密な野球ライフは必ず
球児の支えになる。

だから、わたしはヨガトレーナーの立場で
監督やコーチとは違う目線で伝えたい。

“あなたはスペシャルな存在”だと。
“本氣で願えばどんなことも叶う”と。
“心と体をグラブと同じくらいメンテナスしよう”と。


この話を聞いて、ヨガ体験を経て
練習にヨガを取り入れてくれるチームが増えてきました。

夏から月2回受けてくれるチーム(学童/中学)


野球ヨガノートを作って、体を動かす前に座学も。
ミスした時どうする?
目標達成には何をするといい?
など、みんなに考えてもらっています。

体の使い方もどんどん上手くなって
監督さん曰く、簡単に諦めなくなったし
感情表現も上手になってきた
と。成長が著しい!


12月から始まったチーム(高校)


さすがの集中力で真剣に60分を過ごしてくれます。
みんな口を揃えていうのは、体が軽くなる!でした。
ヨガをしてから練習を始めると、体が動くそうです。

回数を重ねるごとに、部位別にアプローチしたり
グラウンドと日常の自分のあり方を一致させようという
マインドセットの話をしたり、内容が濃くなっています。
5回目で、変わる子も出てきて面白い!


現在出逢ってくれているチームは大切です。
わたしの“始まり”に寄り添ってくれたから。

でも、もっといろんなチームに広まって
健やかな野球界になって野球に携わる者同士、盛り上げてほしい。

人間が本来持つ力を思い出して
球児たちには怪我を恐れず正々堂々と闘ってほしい。


まだまだ、いろんなチームに出逢いたいです。


どうか、やる前から決めつけずに
ヨガが助けになるのかそうでないのか判断してほしい。

球児の表情がすべての答えだと
わたしは考えています。


野球っていいな。
ソフトボールっていいな。

球児と関わる時間が増えて
その思いはどんどん大きくなっています。


[野球界にヨガを]


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