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悲劇のヒロイン


今日 お客さんに

「今まで どんな人生を歩んできたの?」

って聞かれました。


学生の頃とかは

高校の時さ〜
中学ではさ〜

ってよく過去を振り返ったりして
懐かしいねぇ なんて言って笑ってたけど

そういえば大人になってから
そんなこと考えなくなってたし
語られることも
聞かれることもなかったかも、、



久しぶりに
いじめられていた頃の話をしました。


何で ぼくが
「今のぼく」になったのか



自分の人生を整理出来てるようで

懐かしいな〜なんて思ってたんです。



「紫音ちゃんが鬱病?!」



薬は抜けれないから駄目だとか

そうは見えないね、なんて

ありきたりな話を聞きながら



ぼくは 気付きました。



この真っ暗で救いも理解もない

沈みきった世界が心地いいのでは、、?


悲劇のヒロイン風 で在る自分が

実は好きなのでは、、?



過去の経験があって
今のぼくがあるとしたら

仕事のこともひっくるめて


だとしたら なおさら

ぼくはあの時
なるべくして そうなったのかもしれない。



誰かの心を思って 想像して
他人として?

そうであっても寄り添ってみるとか


プラスもあって


人を信じられないとか

嫌い が多いとか

話すことさえ億劫とか


全部 全部


まとめて心地いいんじゃないの?


ぼくは 悲劇のヒロイン なのよって



憂鬱な自分が好きなんだ

きっと