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和菓子をどうぞ

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すこやかに、しあわせにー。今も昔も変わらぬ願いを込めてつくり味わい、伝えられてきた日本のお菓子。今この時をともに迎えられた喜びに、この先もつつがなく過ごしてゆけるよう祈りを重ねて… もっと読む
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#わたしをいたわる菓子こよみ

菓葉暦「白秋」リリースしました

菓葉暦「白秋」リリースしました

絵葉書を入口に二十四節気の読みものをWEB上でお届けする「菓葉暦」、新作は「白秋」です。炎暑たけなわに迎える「立秋」から紅葉が始まる「霜降」までを、季節の和菓子を入口に綴ります。

残暑が後を引く時期だからこそ、暑さ寒さだけではない時の移ろいに目を留めたい季節。「白秋」のケアは夏の疲れを和らげること、秋のからだを守ること、冬の寒さに備えること、いずれにもつながっている三得のケアを、しっとりとした風

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菓葉暦『朱夏』リリースより1か月が過ぎました

菓葉暦『朱夏』リリースより1か月が過ぎました

情報や思いが不特定多数に一瞬で消費されていく時代に、シェアするために手間や関係性を必要とするもの、手から手へ、送る人が相手のすこやかな幸せを思う気持ちを軽やかにのせて送れるものをつくりたい。

そのアイディアを形にし、なおかつ大切な人に届けたいと思う気持ちが人から人へとつながっていくものに仕上げるために、菓葉暦の制作には経験豊富なプロの方々の手が必要でした。

このプロジェクトにふさわしいイラスト

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菓葉暦 -かのはこよみ- 『朱夏』リリース

菓葉暦 -かのはこよみ- 『朱夏』リリース

菓葉暦 -かのはこよみ-
わたしをいたわる菓子こよみ
kanoha543.com

自然のリズムに和して調うからだとこころ
季節をうつす和菓子にそのヒントを託し
息つくひとときを24葉の絵葉書でお届けします

ひとつの和菓子から広がる情景
季の息づかいを詠む俳句
東洋医学の知恵の三重奏をお楽しみください

企画 #汐音屋 イラスト #フミノナ |俳句 #志田円

菓葉暦 シリーズ初回『朱夏』菓

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4/20〜5/4 穀雨のお菓子『藤波 -ふじなみ-』

4/20〜5/4 穀雨のお菓子『藤波 -ふじなみ-』

提供: 4/21〜5/4 (4/25はお休みです)
菓銘:#藤波 -ふじなみ-
薯蕷きんとん(山の芋使用)| 小倉餡

晩春の風にゆれる藤の花を薯蕷きんとんで映しました。中は丹波大納言小豆の小倉餡です。

藤は生命力が強く、樹齢千年を超える木もあるのだとか。蔓を伸ばして繁殖していく様から長寿や子孫繁栄、連なる花房を稲穂に見立てて豊穣を表すなど縁起の良いものとして好まれ、家紋や衣服の文様などにも使わ

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