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ピンキーリング

この前、職場の人に、
「いつもその指輪つけてますよね?大切な人からのものですか?」
なんて聞かれました。
私はつい笑って、
「いえ、自分で自分のために買ったものですよ」
と答えました。

私が日記以外で習慣になったものの一つに、自分の左手の小指に指輪をつけることがあります。
ピンキーリング。
いつもつけているアクセサリーがあったら素敵だなあなんて、なんとなく思っていたのがきっかけだったかと思います。
寝ているときも特定のアクセサリーをつけているシーンを、よく洋画で見て憧れていたのかもしれません。

リングを買ったあと、寝るときもつけるようになったというわけではありませんが、
毎日リングをつけていて思ったのは、いつも自分の傍にお気に入りのものがあるというのは、気分がいいということです。

細くて綺麗とは言えない私の指と、色黒の私の肌。
そんな自分の小指には、色はゴールドで、何気なく存在感のあるリングがいいと思い、店頭で見つけたものを一年近くつけています。
パールや石はついていませんが、リングの表面に少し凹凸があるところに魅力を感じました。
指輪を見ていると、表情を見ているみたいです。
私のピンキーリングは今は少し細かな傷がありますが、
私の小指の肌にぴったり馴染んでいます。
少し年季が入っていて、買いたての頃より、今の方がお気に入り。

逆にリングをつけずに外に出ると、少し変な気分にもなります。
「んーなんか、味気ない」
そんな風に自分の小指をちらっと見てしまいます。

純金ではないし、高価なものとは言えませんが、
学生のときに買っていたアクセサリーの値段よりは少しお高め。
どんなコーディネートでも不自然な感じがしない私のリングは優秀です。

今も、こうやって私がパソコンのキーを打っているのを見守ってくれているように感じます。


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