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sion
2023年9月11日 16:12
大学生の頃、太宰の小説が苦手というか、途中で読んで苦しくなった記憶がありました。読んだ後の後味も、読み途中も気持ちが塞がる。「人間失格」も辛うじて、最後まで読むことができたような気がします。けれど、社会人になり、自分がそこまで精神的に強くはないと、自分の弱さを段々認めることができるようになってから、太宰治の小説が不思議なほど、心に沁みました。それは共感できる部分も増えたというのも