vol9 情報を取り出すことに重きをおこう【ファイル編】
iPad勉強の魅力は手軽さと高品質なノートを作れること、そして情報を取り出しやすいことです。
理解・暗記するためにノートを開いて勉強するだけでなく、必要に応じて情報を取り出す。iPad勉強ではこの情報を引き出す速さと範囲を極限まで広げることができます。
「iPadはとりあえず情報をたくさん貯めておけるし、何でもかんでもとりあえず入れておけ」と無秩序に入れてしまうと情報を取り出しにくくなります。
このため、僕は情報を貯める(ストックする)ときに取り出すことを意識した工夫をしています。
僕がiPad勉強でストック型アプリとして使っているのは、以下の4つです。
・goodnotes5
・PDF expert
・Notion
・写真
goodnotes5→まとめノート作成、スケジュール帳、メモ
PDF expert→教科書や資料(レジュメ)の管理
Notion→タスク管理、ナレッジベース
写真→スクショや有用画像の保存
というように使っています。
※スケジュール帳としての使い方、Notionのタスク管理の方法はvol8で説明しています。(2020年6月26日現在未執筆)
※Notionのナレッジベースとしての使い方は、vol10で紹介します。
まとめノートの内容や教科書、資料などの内容を読み出すため、また必要な情報を保存してナレッジベースから情報を取り出す、(必要な欲しい画像を取り出す)と情報を取り出す機会は多くあります。
画像以外のアプリでは当たり前のようなことですが、情報の取り出し方は大きく分けて2つあります。
・直接開く
・検索してたどり着く
直接開くために、PDFを開きやすい場所、もしくは全体の中で探しやすく保存しています。PDFなどが少ないうちには適当に保存しておいてもすぐに見つけることもできるのですが増えてしまっては、中々目的のファイルを開くのは大変です。
PDFでは、PDFの内容を編集する→フォルダを分類、整序する。一部のよく使うフォルダは取り出しやすい位置に置く。という風に設定しています。
また、最終項目では検索用のショートカットを配布しています。
検索可能なPDFにする
iPad勉強で保存しておくものの大部分はPDFなのではないかと思います。
実際に僕もPDF expertに読み込む資料はPDFがほとんどで、それをgoodnotes5に読み込むので結局は元を遡れば、ほとんどの部分をPDFが占めています。PDFは、wordやパワーポイントなど文字データから作ったものであれば、文字認識がかかるようになっています。
しかし、自炊したり、Adobe scanなどのスキャンアプリを使っている人はその後にOCR化という処理をする必要があります。
このようなOCR化をしておけば、以下のようなことができるようになります。
・ノートアプリなどでPDF内を検索できるようになる
・PDF expertで注釈(ハイライト)を加えやすくなる
・他にテキストをコピペできるようになる
主に、検索用の準備設定です。
スキャナーを使っていればOCR化は付属のソフトで行なえます。ただし、OCR化されていないPDFを扱うときなどには別にOCR化ソフトが必要になります。
Windowsユーザーなら、読み取り革命がおすすめです。
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