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「ばあちゃんと僕と創価学会」③
箱根駅伝からの♪
圧巻だった。ドキドキが止まらない。
母校の活躍に涙が止まらない。
ネットでも話題になっていた。
小野寺くんが2位でゴールした瞬間に映った創価大の駅伝部の寮の様子。
選手達はみな、ガッツポーズをしたり、お互いの健闘をたたえ、拍手をしている。
落胆する選手など一人もいない。
ましてや小野寺くんを責めるような人は誰もいない。
彼らからたくさんのことを学んだ気がする。
「団結」って、お互いを思いやる真心でつながるって事なんだ。
もう一つ、僕が感じたこと。
学会員さんが創価大駅伝部メンバーに対して、
「賞賛」の言葉はさることながら、
「感謝」の言葉が圧倒的に多い。
駅伝部メンバーが学会員であるかないかは全く関係なく。
僕は感動で涙した。
すごい! よくやった!
ただただ感動していた僕だけど、
学会員さんたちの多くは「ありがとう!」って言っていた。
自分自身が励まされた事へのあふれる「感謝」が「ありがとう」の言葉となったんだ。
でも、それだけじゃない。
学会員さんからは、同窓であるかないかに関わらず、創価大学は「自分の大学」とのすごく強い思いを感じる。
こんな大学は他にない。
そうだ、大学の建物の釘一本、ネジ一本にいたるまで、庶民の汗と涙と労苦が染み込んでいるんだ。
「民衆立の大学」と言われる所以がここにある。
そう気付いたらまた泣けてきた。
僕はこんなにすごい大学にいたんだ、って。
しばらく涙したあと、僕はばあちゃんにビデオ電話をした。
あんなに練習したのに、今回もビデオ通話がつながるまでにだいぶ時間がかかった。。
ようやくつながったビデオ通話。
ばあちゃんも泣いていた。
「ばあちゃん感動したね。創価大学すごかったね。」
って言った僕にばあちゃんは、
「50年信心してきて本当に良かった。」
「学会員で本当に良かった。」って。
ばあちゃん僕の話聞いてる?って思ったよ。
話しかみ合ってなくない?
僕が大学、駅伝部の「賞賛」をしたのに、
ばあちゃんから返ってきたのは学会員としての「感謝」だった。
賞賛を突き抜けた先にある圧倒的な感謝。
そうか、これがばあちゃんの信心なんだ。
ばあちゃんも僕も同じ駅伝を見てたけど、
そこから見えてきた、圧倒的な違い。
ばあちゃんの「信心」と僕の「信心」
「学会員で本当に良かった。」
「今のばあちゃんがあるのはぜーんぶ先生のおかげ。」
うまく言えないけど、「創価学会の信心」って、こういうことなのかもしれないって思った。
ん? これって前回書いたこととなんか似てない? ってか本質的には同じか?
もしや僕、昨年から根本的には何も変わってない??
マジかー・・・
ばあちゃんは泣くと小さな目が無くなってしまう。
そんなばあちゃんがたまらなく愛おしくなった。
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