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塩見直紀の試行100(040)「1人1研究所社会」

半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、コレクション、法則など)を紹介しています。

半農半X等に関する講演の際、ミニワークショップをおこないます。そのとき、必ずと言っていいほど行うのが、「1人1研究所」ワークです。「テーマに地名を入れるとぐっと絞った研究所になります」「テーマが2つあるときは、A&B研究所でどうでしょう?」「3つあるときはABC研究所」…。

( )研究所の( )に入れる文字数は1~10文字程度でしょうか。コミュニティデザインの山崎亮さんからのお声かけで京都の出版社「学芸出版社」でトークショーがあった際、このワークをしたところ、山崎さんいわく「究極のワーク」と言ってくださいました。ありがとうございます。笑 

幼稚園の子どもから長老まで、自分のテーマを生涯探究する。将棋の藤井聡太さんが以前、色紙に書いたことば「探究」のように、みんな自分のテーマに没頭できる時間を少しでもてる世、成果を独占せず、死蔵せず、分かち合い、次世代へのギフトとなればと思います。

僕がめざすのは「1人1研究所社会」です。世界のみんなが自分のテーマを探究する世が来ますように。「ベーシックインカムの教育版」がなされ、書籍購入費等が国や市町村から支援される時代が理想です。

ちなみに僕は、2020年4月より、半農半X研究所という小さな研究所を名乗っています。あなたの研究所は何ですか?

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