人生でたった一度のホワイトアスパラ、名古屋駅近くにあった幻のような店「ビストロ横丁」の話
かつて名古屋駅にあった、幻のようなお店について書きます。幻というのは、あくまで個人的に。好みドストライクなお店なのに移転直前に見つけてしまったものだから、幻のようなお店だったなぁという感覚です。
お店の名前は「ビストロ横丁」。友人に連れてきてもらいました。店内は広くなく、小屋のよう。カウンター席が6席と、テーブル席が2つだったかな。カウンターと入口の距離はほんの数十センチ。狭いからこそ居心地がいい、店員さんやお客さんの良い酔いが伝わってくるようなあたたかさのある雰囲気でした。
まずはスパークリングワインで乾杯。壁にかけられた黒板メニューにそそられます。詳しいメニュー名は覚えていませんが(なんせ随分と前のことなので)、美味しかったことだけはよく覚えています。
手前のホワイトアスパラの生ハム包み。これ、めちゃくちゃ美味しかったんです。外食あるある、家では扱わないような野菜や食材を見かけるとついつい頼んじゃう。オリーブオイルにチーズ、ワインと合わないわけがない!
調べてみると、移転先は尾頭橋のあたりとのこと。独立店舗になって価格帯はちょっと上がったようだけど、また機会を見つけて行ってみたいな。
とはいえ私にとってのビストロ横丁は、あの場所の、あの空間。楽しかったあの夜の思い出も込み込みで、やっぱり幻のような店には変わりないんですよね。
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