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退院のその後…

そうは問屋が卸さない。

そりゃそうだよね。

そうなりますよ。

長く付き合ってる病状が、3週間の入院で元に戻るなんてありえない。

ちょっとした変化がすごく嬉しくて調子にも乗ります。

退院して2週間程経った頃、一年以上ありえなかった【朝から学校】に行って、頑張りすぎたかな~。

本人が塾で数学の振り返りの勉強がしたい。できれば個別がいいんだけど・・・と言ってたのだけど友達に相談して某塾へ見学に行ってみた。

セカセカ時間に追われて勉強する小学生。ガヤガヤしてた。

どのくらいできるのか知るためにテストを受けるけど、ほぼほぼ答えられなかったらしい。仕方ない。中一しかまともに学校行ってなかったからね。

先生からは「足し算からやり直さないといけませんね」と。一体どうなるの?と私も???のまま、また連絡する事にして帰る。

帰る途中から少し次女に変化があった。「やっぱり受験しない」とか「もう何もしたくない」

家に帰ると部屋に閉じこもり、ドアにバリケードまで。部屋に入ったものの「今はほっといて。話したくない。」

ダメもとで担当医に電話。

話が出来ました。次女には向いてない所に行ってしまったね。時間に追われる状態や完璧を求められるのがダメなんだと思うと。

そして、本人と話せますか?との事だったので部屋に無理矢理入ってスピーカーにて。

「今は話したくない。」と言っていたけど、先生の声は聞こえていて反応はしてた。「明日病院来れたらおいで。予約しとくから」と。

そしてその日は次女、ご飯も食べず、薬も飲まず、寝てしまった。

と言っても完全に寝入っていたわけではないとは思いますが・・・

深夜のバイトが入っていた私は気になりながらもバイトへ。

翌日の仕事は病院の為、急遽午後休をもらいました。

朝起きた時に、今日は学校休んだらいいよ。午後から病院行くから準備しといてねって伝えて午前中だけ仕事へ。

前日のような状態ではなく普段通りに戻っていたけど、やっぱり頑張りすぎてしまった事が原因かなって。

朝はちゃんと薬も飲んでた。

昼過ぎに職場から自宅へ。自宅から職場をまた通過し病院へ。

途中、お昼はマックで買って車で食べながら。途中100均に立ち寄ったり気分転換しながら。

なんだかんだで先生に会えて嬉しかったのかな。自分の思っていた事ちゃんと伝えてたけど、高校行きたくないって言葉に担当医は「働くためにもそこはちゃんと行っておこう!」と。その言葉に少し引き戻された感じかな。

家から片道1時間ちょっとかかる病院。昼で上がって帰宅して病院行って帰宅して、80Kmくらい走ってました。

それでも次女が元気になってくれるならと思うから。

その翌日、また学校へ行きました。退院してからはなるべく学校へ行こうとしていてただただ嬉しい。

友達と会えて嬉しいとか、もうすぐ卒業だからこそ、最後の最後で学校へ行ってくれてる事が何より嬉しい。

でも、調子に乗ったらダメなんです。

病院受診して少し薬が増えました。朝5個・夜10個。すごい量だけどこの薬が少しずつ減っていくことを願いたいね。

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そして本人も理解していた。[双極性障害]という事も。

この先も色々とうまく付き合っていかなくてはいけない。

久々に次女に突き放され落ち込んだ時、私を救ってくれたのは友達であり仲間でした。

『愚痴は聞くよ!少しでもコントロールできる助けになれたらと思うよ』

ありがとう。泣けました。

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