入管施設内のビデオが公開された事例

ウィシュマさんの件で進展がない状況が続いているので、過去の事例をいくつか載せます。総理が変われば閣僚も変わるし、その場しのぎでうやむやにしようと、し続けてるんじゃないかな。そうはさせたくない。

部屋どころか、廊下も含めビデオが公開された事例もあります。「保安上の理由」でビデオが公開できないというのは、成り立たない。で、今回見つけたビデオは、どちらも少し興奮した男性が相手で、6~7人がかりで大柄な男性が押さえつけている映像です。だから、少し「興奮した男性が相手だから仕方ないよね」感があり、それを狙って国は公開したのではないかと思ってしまいます。ウィシュマさんのビデオを公開したら国が完全に極悪人になってしまうから、公開できないんだろうな。でも、そういうものこそ早く公開して、前に進もうよ。

この男性が少し興奮したというのだって、恐怖政治とあり得ない失礼な態度の入管職員に対して、憤りで壁に向かって本を投げただけらしいです。それでここまでする必要がありますか。

あと、入管施設のビデオではないですが、今回のウィシュマさんの件で白紙になった、改正入管法の問題に関する動画も載せておきます。

入管が横暴に権力を振るう、こんな恐ろしい状況でも母国に帰るよりはマシだ、という人に対して、どうして難民申請を認めてあげないのでしょうか。それどころか、突然拘束し、長期に渡って身体の自由を奪い、拷問し、それが看過され続けるのでしょうか。例えば外国語の先生の職でも作って、日本の遅れた国際感覚の向上にでも貢献して貰えばいいのに。

難民申請中の外国人は、犯罪者ではありません。容疑者ですらないんです。犯罪者でも許されないことだと思いますが、日本国籍を持っていないというだけで、こういうことを続けさせていいんですか?

原発事故から逃れてきた他県民には、少なくともこういう暴力は振るわないと思います。この人達には暴力を振るってもいいと思ってしまう、知らぬ間に埋め込まれてしまっている偏見は何でしょうか。それを少しでも解放していきたいです。

今回も読んでくださってありがとうございます!

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