教える。教わる。
人に教えるのも教わるのも本当に難しい。
教える人は、自分のことにプラスして相手のことも見ないといけない。逆に、教わる人は懸命に学んで1秒でも早く自立しようと必死にならないといけない。
互いに余裕なく追われている状況の中で、相手のことを考えないといけないのだから、とても大変。
教える人は、いつもの業務に加えて指導もしなくてはならないからきっと時間も心の余裕も無いと思う。だから、時にキツくあたってしまうこともあると思うし、そんな自分を一番自分が最低だと感じているのだろうなって思う。
教わる人は、嫌ほど痛感する自分の無力さと周りに迷惑をかけている申し訳なさを抱きながら、懸命に目の前のことに食らいつくしかない。慣れない環境の中で周りに気を遣いながら、教えてくださいと声をかけるタイミングを伺ったり余計な仕事を増やさないように振る舞うのでいっぱいいっぱいだろう。
そんな状態で、相手のことを考え優しく接することって本当に難しい。
優しさも人それぞれだから受け取る人によって変わってしまうし、やる気が空回りするときだってある。
毎年、この4月5月にこうした辛い日々を過ごしている人がいると考えると、心から尊敬する。
相手の立場に立って考える。相手に寄り添う。
人としてとても大切なことだって理解しているけれど、心に余裕がないとなかなか難しいことだなと思う。
毎日完璧にできなくてもいいから、立場関係なく自分が間違ってしまった時は素直に「ごめんなさい」を伝えられる人になりたいな。
間違いを認め反省して、次は優しく接することができるように直していける人になりたい。
この先自分がどの立場になろうと、誰かが自分の為に時間を割いてくれることに感謝して頑張ろう。
誰かに必要としてもらえる環境に感謝して頑張ろう。
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