2024年、新しい年の始めに思うこと

昨年末のあたりから、少しゆっくりと時間が動くようになって改めて思うところがあった。
ここのところの自分には少し違和感があり、思えば、昨年の私は、動きはしたけど、思考する時間が少なすぎて、人の力を使うという意味ではなまけものだったと改めて思った。
お正月をゆっくり過ごしていると、整理が進み、新しい年に改めていきたいことがふつふつと浮かんでくる。
まずは自分がしっかり立つということ。それをなくしては何事も成り立たない。あたりまえのことだけど、意識を向けることは重要だと思った。しっかりと感じ、しっかりと思い、しっかりと考え、しっかりと動く。
確かでしなやかであるためには、意識や努力が必要だ。

1．大切な人たちとの時間を十分に味わう
　大切な家族との日常は自分を我に帰させてくれる。去年の誕生日にいただいた友達からのメッセージは自分を俯瞰させてくれて、そして励まされ、元気をもらった。大切な人たちにいつも幸せでその人らしくあってほしいと思う。そしていい時間を一緒にいたい。

2．自分の内を観る時間をしっかりつくる
　毎日のなかに意識していくことで、短いスパンでの反省ができそうなきがする。だから３分だけ静かに目を閉じてみる。目を閉じることは自分の中に深く入ることにつながる。

3．みなさんの素晴らしさを堪能する
　友だち、仕事仲間、まだ知らない人たちも含めて、その人たちが考えていること、仕事のしかたや質・・素晴らしいものは力を与えてくれる。それをしっかりと堪能して学びたい。そして機会があって私もできることがあるならば一緒に大事な何かをつくっていけるといい。

4．本を読む
　最近あまり本を読んでいない。年末に片づけながら、読みたいと思ったのに読んでいない本がたくさんあることに自分であきれて危機感さえ覚えている。本を読むと思考能力があがると思う。

5．文章を書く
　文章っておもしろい。以前に自分が書いたものを読むと、これを書いたのは私か？と思うことがあったりする。少し違う世界に連れて行ってくれたりする。文章を書こう。

6．美しいものに触れる
　植物も、それらを含む自然、風景も、そして、絵や写真、映画、音楽といった人が創り出すものも、貪欲に観て、聴いて、触れていきたい。

7．自分を俯瞰し、仕事を俯瞰しながら、モチベーションを確認する
　私の仕事はモチベーションでほぼすべてが決まる。だからやりたい気持ちの強さはとても大事。そして今まで大事な仕事はこれでもかというほど大きくモチベーションを駆り立ててくれるものだった。それを大切にするにはよく眠って美味しいものを食べて健やかであることが必要だ。仕事の意義を確認して、そしてやっていく。

8．仕事は、目的の確認、計画、実行、反省、そして先に進む
　新入社員教育みたいだけど、ほんとうにすべてにこのステップを踏めているのか？いや、できていない。

～ 象は兎の径を遊ばず。大悟は小節に拘らず。 ～

その昔、この文を筆で書いたことがある。これは大切なことと改めて思った。象には象の、兎には兎の道があり、それらはそれぞれに大事なもの。そして大きくものごとの根底にあるものを捉えるには不要な小さいことにはとらわれないことも大事。ものごとの奥深さも、大悟をもって味わうのだ。
基本的には誰しも我が道をいくしかできないのだから。そして大切な人たちとうまく反応しながら前に進めるといい。