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奇跡の地球

今月は2回、ほぼ同じメンバーでカラオケに行った。
どちらも帰れなくなったから行かざるを得なかったのだけど、
つまりもう酔っ払っちゃってて眠くてどうしようもないんだけど。

1回目のカラオケの時に先輩が歌っていた曲がずっと頭から離れなくてもやもやしていた。
歌って検索的なことはしてみたが全然出てこないし、なんなら歌詞もリズムもあやふやで検索ツールも困ってただろうな。
後日先輩に聞いてみても「酔ってたから覚えてない」と言われ、もしかしたらもう二度と聴けないのかもしれないと思っていた。

しかし幸か不幸か先日二度目があってしまった。
その曲っていうのが桑田佳祐の「奇跡の地球」だったわけでした。

ふう、スッキリ!!

っていうどうでもいい話がしたかったのと、
退職前にまた皆さんとカラオケに行けて楽しかった感情の備忘録として投稿。
好きな人達が楽しそうに酔っ払ってるのを見るのがとてつもなく幸せに感じる。
その光景をどうしても写真に納めておきたくなってたくさんたくさん写真を取っていた。以前はそんなことなかったけど自分は映らない写真を撮りたくなる瞬間が増えてきた。
そういう感情で撮った写真って見返していても鮮明に気持ちが蘇ったりする。懐かしい音楽を聞いた時のような、懐かしいにおいを嗅いだ時のように。
一眼レフを買ってからそろそろ半年。
なかなか上達はしないけど写真の魅力にどんどん引き込まれていく。

ここ一年くらいで自分のことについて改めて考えるタイミングがあって、そういうことを考えるとやっぱりこの24年間で無駄な瞬間ってなにもなくて全部の点がつながって今の私を形成してるよな、って思ったり。
もちろん一般的にみたら意味のないことだったりその時の私にとっても意味のないことだったり、そんな出来事の方が多いなって思うけど。
それすらもなんで無駄だと思ったのかなって考える材料になったりするんだから、そのことを忘れたくない。

日々のちっさいこととかで幸せを見つけられてその小さいことの積み重ねで人生をいきていければいいなぁって思うけど私はそういった瞬間をすぐに忘れてしまう。
たぶんこれから生きていたら嫌なこととか辛いこととかなんでこんなことに?って瞬間は大なり小なりたくさんあって、そういうことって、大なり小なりの幸せな瞬間があるから乗り越えられるのだと思う。
そういう忘れたくない感情を残しておきたいから、私は写真をとってnoteに文章を残しているのかもしれない。

というのも、カラオケ前の飲み会で「人生での最高の瞬間」って話になった。わたしはそういう話になると決まって思い出す景色があって、人が「大きい仕事がおわって家に帰る瞬間」とか「志望していた学校に合格した瞬間」とかいっている中で「星空」とか「夕日」とかを思い出す。
留学中にもう少しで帰国するって時にみた夕日、山の頂上でで大好きな友達と見た星空。私はそれが忘れられない。だから海外にいきたくて、だから山に登りたくなる。
絶対に同じ景色はもう見ることがないとはわかっている。
その景色を見ている瞬間から、その景色がもう同じ気持ちで見ることができないことを知っているからとても儚くてとても美しい。
私はその瞬間の感情を写真で保存する。こうして文字にしてnoteに保存する。知りあいや友達に話すにはちょっとクサすぎて照れ臭いから、でも本当は誰かに話したくてこうしてインターネットに公開する。

「奇跡の地球」はきっとこの会社を思い出す歌になるし、そういう、忘れたくないことでまた私という人格の一部が組み替えられるんだか増築されるんだかしていく。
何歳まで生きることができるかはわからないけどそういう風に過ごしていくって考えたら1年後、5年後、10年後、楽しみで仕方ない。
人と話すのも、この人は今までの人生でどんなことが忘れられなくてどんなことで形成されているのか知りたくてしかたない。
どんな映画がすきなの?どんな本をよむの?本は読まないんだね、じゃあ漫画は?ロックなんて聴かないの?どんな歌で恋を乗り越えてきたの?
それを知っていくと、大抵その人のことを好きになっている。

この前から思っているけどそういう好きな人達に感謝とかスキとかをうまく伝えれるようになりたい。全力で愛情を注げるひとでありたい。

カラオケ後の電車で人生でもっとも尊敬する上司に「私に何かアドバイスください」とお願いしてみた。

前日、ベロベロに酔ったもっとも尊敬する上司に、
「酔っ払いすぎないように」とアドバイスをいただきました。

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