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【映画記録2】ニュー・シネマ・パラダイス

こんにちは、しおからです

映画記録第2弾!本日は名作中の名作といわれてるニュー・シネマ・パラダイスの名言を紹介しようかなと

小さい田舎の村に住んでいる少年トトが人々との交流を経て巣立っていく様子を描いた映画。戦争で父を失ったトトは村の唯一の娯楽である映画館に行き浸り、その映画館の映写技師のアルフレードと様々なことを乗り越えて仲良くなる。そんなアルフレードが2,3周くらい年が離れたトトに向かって放つ言葉が何とも深い

5位 進歩は常に遅すぎる

フィルムが燃えたことによる火事で様々なものを失ったアルフレードが、燃えないフィルムが開発されたことを知り、放った言葉。私はいつも現状に満足してしまうタイプ、というか、こんなことできる現代文明ありがとう、とか常に言ってる人間なので発明する側の人ってすごいなって、、。ハングリー精神とかほしい。

4位 体が重いと足跡も深くなる。恋心も強いと傷が深い。出口のない袋小路だから。

なんて深い言葉。出口のない袋小路という例えがまた良い。昨年2度も失恋したけどその時に聞きたかった言葉、、(え)でもこれは恋愛だけでなくいろんなことに言える言葉だよね。

3位 人生は映画とは違うんだ。人生はもっと厳しいものだ

映画の中みたいになんでもうまくいく人生はないよっていう言葉。でも映画の中みたいな人生を目指す生き方は楽しいよね。私もディズニーの世界の中の人間関係、恋、したいもん(笑)(してないとはいってない)

2位 何をするにしても自分のすることを愛せ。子供の頃、映写室を愛したように。

アルフレードが旅立トトに向けていったもの。自分のやることを信じて最後まで貫け、ってことね。これは自分の生活にも当てはまる言葉。つい楽な狭い世界を選んでしまうけど広い視野は持つべき。常に夢がある人はその分アンテナを張っていて、引っかかるものが多いからね。

1位 もうお前とは話したくない。お前のうわさを聞きたい。

これもトトが旅立つときにアルフレードが放った言葉。何年もそばにいたから離れてしまうのは絶対に悲しいはずなのに、あえて力強い言葉でトトを送り出したアルフレードの心の大きさに感動。

この数十年後、生きているアルフレードに会うことはもう叶わなくなってしまったのだが、最後にトトがアルフレードの奥さんから授かったフィルムを見ているシーン。それは宗教の関係で映画から切り取られていたキスシーンをつなげたもの。アルフレードがトトのわがままを嫌がりながらもフィルムを取っておいてくれていたり、それをこっそりつなげてくれていたり、さらにトトの青年時代に叶わなかった恋愛と重なったりして泣けたね。

この映画は現代の映画に比べてナレーションが少ないというか、なんか考えさせられるシーンが多かったような。だから調べているとき感動しないって人もいた。いままで見たことあってよくわからなかったって人はもう一度見てみてほしいな。それぐらいの感動作。

最後に、

昔、昔、王様がパーティーを開いた。
国中から美しい女がたくさん集まった。
警備に立った兵士が王女様が通るのを目にした。
どの美女よりも美しく兵士は一目で恋に落ちてしまったが、
貧しいただの兵士と国王の娘ではどうしようもなかった。
それでも思いは募り、ついにある日、王女様に語りかけた。
”王女様 あなたなしでは生きていけません”
王女様は兵士の深い思いに驚き、心を動かされた。
そして、こう答えた。
もしもあなたが100日の間、昼も夜も私の部屋のバルコニーの下で
ずっと待っていてくれたらあなたのものになります。
兵士はすぐにバルコニーの下に飛んでいった。
1日、2日、10日が経ち、20日がたった。
毎晩必ず王女様は窓から確かめた。
だが兵士はじっと動かずに待っている。
雨が振っても 風が吹いても、雪が降っても動かない。
鳥が頭に糞を落としても 蜂が刺しても、
決してそこから動こうとしなかった。
こうして 90日が過ぎた。
兵士は痩せこけて真っ白になっていた。
目からは涙が滴り落ちていた。
もう涙を抑える力は残っていない。
眠る気力すらなかった。
王女様はそんな彼の様子をずっと見守っていた。
そして、99日の夜のこと。
兵士は立ち上がった。
すくと椅子を持つと、その場から去った。

これは恋に悩むトトにアルフレードがしたお話。なぜ兵士は99日目にして去ってしまったのか、これは映画中でも答えは言われていない。

諦めた、兵士は結末を知るのが怖かった、最後に日にあえて去ることで王女が追いかけてくるのではと期待した、、、とかとか私はこう思ったけど色んな人の考え方が気になる。

では!


ほんとに?ほんとにくれるの…?