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ベビーグッズ選びに迷ったら。

「ベビーにとってベストなアイテムを選びたい!失敗したくない…!」という想いを、数ヶ月前のわたしは抱えていました。でも、初めてのベビーグッズ準備はわからないことだらけでモヤモヤ…。

▼その頃に書いた記事はこちらなのですが

モヤモヤ解消以降は、ベビーグッズ選びもすんなり進みました!今のところ「買って失敗した!」というモノは少ない方だと思います。

わたしの場合、先輩ママの友だち2人がLINEで共有してくれたオススメグッズのリスト(画面1スクロールでは終わらないくらいの情報量…!)がとても参考になりました。そして、うれしかったんです。

なので、わたしも新米ママパパさんの参考になればと思い、ベビーグッズ選びについてまとめてみます。経験値では先輩ママさんたちには敵わないので、新米ママならではの迷いから導き出した、グッズ選びの考え方・進め方についても書いてみます。

ちなみに、わたしはこのようなフローでベビーグッズ選びを進めました。

1) ベビーグッズ選びで参考にした情報

1. たまごクラブ / ひよこクラブ & ゼクシィBaby
2. ベビー用品完全ガイド
3. ネットの口コミ・SNSの写真
4. 友だちからの情報

1. たまひよやゼクシィBaby

情報誌は「◯ヶ月になったらこういう生活」というような編集記事パートを参考にしていました。グッズに関しては広告が多いので「こういうブランドもあるんだ〜」という感じで、気になったモノがあれば付箋をつけたり、グッズ検討ノートに切り抜きを貼ったり。

2.ベビー用品完全ガイド

友だちがオススメしてくれた1冊。初めてのベビーグッズ選びでは、「どういう観点で決めると良いのか?」ということが分からないので勉強になりました!ボディーソープなど、消耗品はここで評価が高めの商品を購入しました。

3.ネットの口コミ・SNSの写真

商品の候補を絞ったら、Amazonの口コミをチェックして、書かれているデメリットがわたしたちにとっては気になるものかどうかを考えました。デザインや好みが大きく反映されるアイテムに関しては、イメージをふくらませるために、Instagramのタグで検索。

4.友だちからの情報

友だちからの情報はめっちゃ頼りにしました!オススメしてもらった商品と同じモノを買った場合と買わなかった場合がありますが、いずれの場合も実感のこもったレビューは参考になりました。

2)ベビーグッズ選びの軸を決めると、進めやすくなる

例えば、『ベビー用品完全ガイド』の1位を全アイテムで購入しても、納得いくベビーグッズ選びができた… ということにはならないはず。初期の情報収集をした後の「グッズ選びの軸を決める」ステップが、ベビーグッズ選びにおける山かと思います。

「ベビーグッズは「機能」「安全性・品質」「価格」など検討要素が多くサクサク進まない。見た目もかわいいモノが多いので、こだわりだすと止まらない…!」

https://note.com/shio_fika/n/ndbc54203db90

と、書いていました。ベビーグッズ選びが進まず、焦っていた頃のわたしは。みなさんも、なんとなく頭の中では「こういうポイントは押さえて選びたい」というイメージはあるのではないでしょうか。でも、なかなかまとまらないからモヤモヤ。

わたしも産後1ヶ月ほど経ち、実際に子育てをスタートしてみて、産前に考えていた検討軸の中で抜け落ちている要素があったな〜という気づきがありました。そこで、今のわたしが考える、ベビーグッズ選びの検討要素について図を作ってみました。

ベビーグッズ選びのMY軸を考える

「安全性・品質」というところは前提としてあり、その上で赤ちゃんと自分たちに合わせて「何を優先したいか?」ということを考えてゆくと良いと思います。優先したい軸は、カテゴリーやグッズによって変わるものかな〜と。

■ ママのハッピーを優先してぜんぜん良い
「価格」は予算があると思いますが、そのほかの条件を検討した上で、最終的には「ママがときめくか?」という感覚的な部分も大切にするのがオススメです。泣きたくなるようなしんどい日もあるので… デザインを優先したいママさんは、それで自分がハッピーならばデザイン重視で決めてもよし!おもちゃなどは赤ちゃんが喜ぶことも大事ですが、ママ自身が「いいな!」と思うモノだといいですよね。

■ ママの体調と気分をサポートできるアイテムは大事
出産前は、「体調・気分」という観点はありませんでした。
しかし、睡眠不足と全身の痛みでヘトヘトになる中で、「心身の負担が減るならば多少投資してでもアイテムを購入した方がよいなぁ…」と感じました。
例えば、それまでは大きめのアイテムは購入を見送っていましたが、夫婦ともに腰痛が出てきたため、ネムリラを導入しました。
また、ベビーベッドも最初は買わず、産後1ヶ月は neomamaism のベッドインベッドをベッドの壁側に置き、わたしが隣で寝ていました。仮にベビーベッドを買ったとしても、日中のリビングでのお昼寝などでも使えそうだからと、しばらく様子見してからベビーベッドを購入を判断することに。
その結果、低めのベッドの高さでの頻繁なおむつ替えと「振動でベビーが起きてしまったら…」と、緊張しながら隣で寝る状態を続けるのは厳しいと判断し、ベビーベッド購入に至りました。
ベッドインベッド自体はとても良い商品なので、ライフスタイルに合いそうでしたら候補にぜひ。

軸をふんわり決めたら、気になるアイテムの候補をメモ

カテゴリーごとに、候補商品と価格をリストにしました。価格も含めて書いておくことで、全体の予算の中での振り分けも考えやすくなります。

ちなみに、わたしの場合は選ぶ上で下記点を重視しました。

  • モノは増やしすぎたくない
    → 処分する際も粗大ゴミは最小限で
    → 思い出いっぱいのアイテムは捨てにくいし…

  • デザイン、部屋のインテリアに馴染むかも大切

  • 長く使うモノは高くても、「価格 ÷ 使用年数」で判断。
    納得感があれば、品質が良いものを選びたい。

  • 肌に直接触れるアイテム(肌着、沐浴布 etc.)はなるべく日本製がいい。

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ここからは、出産前〜新生児期の間に揃えて、実際に使ってみてよかったな〜と個人的に思ったグッズをまとめます。購入しなかったものの、友だちがオススメしてくれていたグッズも紹介しますね。

A)For Sleeping

○ ベッドインベッド / neomamaism

使用月齢目安は新生児〜18ヶ月。たたむとコンパクトになります。
傾斜調整機能があるのも◎ 何度か吐き戻しでマットを洗濯しましたが、メッシュ素材で乾燥も早いのが嬉しい。

○ たまごマットおくるみ / 10mois

新生児期は特に助けられたアイテム。「たまごマットおくるみ」にくるんで、あやしてからそーっ置くと、抱っこしてあやすよりも寝かしつけ成功率がUP。娘の場合は、足でブランケットを蹴ってしまうので、真冬の寒い時期に掛け布団代わりになっていたのも良かったです。ただ、新生児のうちはガーゼが顔にかかってしまわないよう少し注意が必要です。

最近「たまごマットおくるみ」から足がはみだし始めたのを見て、我が子の成長をしみじみと感じています。

○ 綿素材を使用した6重ガーゼケット

日本製で、気に入ったデザインのモノを買いました。

○ スワドル(おくるみ)

aden + anaisのスワドルを出産祝いでいただきました。春になってからは、ブランケット代わりに使用しています。汎用性が高そうなので、あると便利かも。

○ 6歳までベッド『アリス』/ Boori

「ベビーベッドはやっぱり必要かな〜」となったので、いろいろ考えた結果、6歳まで使えるベッドに決めました。値は張りますが、ベッドは安全第一なのでそこはケチらない。また、大体のベビーベッドは使用期間の目安が24ヶ月くらいまでなので、「6歳まで使える」ということを考えると、「価格 ÷ 使用年数」で納得感もありました。

組み立ては少々大変でしたが、しっかりしていて気に入っています。

○ ココネル エアー / Aprica

当初、購入検討していたベビーベッドはこちら。友だちからオススメしてもらい、良いな〜と思った点は…
・メッシュ素材なので、ベビーの手足が当たってもあざにならない
・折り畳めばコンパクトになる

使用期間目安が24ヶ月ごろまでのベビーベッドの場合、その後のことを考えると場所を取る木製ベッドはないかな〜と感じていたので、ココネル エアーは有力候補でした。しかし、3歳以降のベッドも考えた結果、Booriの『アリス』にしました。

B)For Feeding

○ 授乳クッション

個人的には、Cの字型になった授乳専用クッション(抱き枕兼用ではない)がオススメです!クッション自体が腰にそのままハメられる形になっていた方が、楽で安定感もあるので。

○ ピュアレーン

友だちから教えてもらった「入院時にあった方がよいモノ」。これは、本当にあってよかったので、わたしも友だちにオススメしています。授乳に慣れてくると使わなくても大丈夫になりましたが、産後2ヶ月ほどは使っていました。痛くて授乳どころではなくなってしまいそうなときに、あると心強い。

○ 哺乳瓶 × 2

哺乳瓶は、最低2つあると安心。
最初は「完全母乳がいいかな?」と考えており、母乳外来でも「出も良いので、完全母乳で大丈夫そうですよ」と言われました。ただ、わたしの場合は夜中の授乳が続いた後の朝の授乳は体力的に厳しかったため、朝は夫に哺乳瓶でミルクをあげてもらうことにしました。最初から混合がいいな〜と思っていましたが、結果的にそのようになりました。

○ 除菌じょ〜ず

哺乳瓶の除菌グッズをどうするかは迷いました。そのため、出産後に産院で実際に授乳をしてみてから購入することに。アカチャンホンポ限定カラーのパウダーブルーが可愛かったので、そちらにしました。ネットショッピングがあってよかった〜。

〈哺乳瓶の除菌方法 / 必要なグッズ〉
■共通:乾燥する場所
■方法1:煮沸 / 鍋、トング
■方法2:薬剤消毒 / ケース、薬剤、トング
■方法3:電子レンジ / 除菌じょ〜ず、(トング)

産院で使っていた薬剤消毒はとても手軽でした!ただ、自宅のキッチンか洗面所まわりに薬剤液を入れた容器を置いておけるスペースがないことと、「ランニングコストがかかるかも」と思い、除菌じょ〜ずに決定(調べてみたところ、薬剤は薄めて使うのでランニングコストは懸念するほどではなさそう)。哺乳瓶の使用頻度が高かった頃は、除菌じょ〜ずは意外と面倒だったので、ミルク中心の方は薬剤消毒の方が便利かもしれません。現在は、哺乳瓶使用は1日1〜2回なので除菌じょ〜ずで良かったと感じています。

○ 哺乳瓶用のブラシ

哺乳瓶本体用 + 乳首部分用の2つのブラシを使い分けます。ベビーグッズの取り扱いがあるドラッグストアで購入できます。

○ 粉ミルク

これは、赤ちゃんが気に入って飲んでくれるブランドのものを。
産院では、明治ほほえみ「らくらくキューブ」を使用していて、ブロック1個が40ml分となっているので便利でした。ただ、単価は粉タイプよりも高めなので、母乳メインでミルク回数が少ない場合や、お出かけ時用に良いかもしれません。

我が家では、夫が友人に出産祝いリクエストを聞かれた際に、この商品を指定したため箱ストックがあります。ありがたい…!

○ 母乳パッド

入院時に試供品でいくつかいただいたのですが、数日間はまだ母乳がそんなに出ていなかったので必要性をそこまで感じていませんでした。ただ、母乳量が増えてきてからは、母乳パッドがないと困ってしまいました…。授乳ペースが安定してきたタイミングで、使用頻度は減ってきました。すぐ購入できますし、1パックあれば、とりあえず大丈夫。

C)For Bath Time

 お風呂グッズは衛生面での管理が楽であることを重視しました。

○ ひんやりしないおふろマットR / リッチェル

友だちイチオシの商品で、価格もリーズナブルなので迷わず購入しました。お風呂グッズは人には譲れないので、処分の際にかかる手間が最小限ということもポイント高め◎ ベビーは沐浴タイム中はご機嫌です。

○ 沐浴布 & バスタオル

ベビーザらスで日本製の沐浴布とバスタオルセットを購入しました。あとは、日本製ではないけどわたしの好きなミッフィー柄も。入院時に持ちもの指定があったので10枚揃えましたが、沐浴布は今のところそんなに使っていないです。

○ ベビーオイル / ジョンソン

ベビーローションを入院時には用意していました。しかし、退院後に脂漏性湿疹が眉毛のあたりにできてしまい、お医者さんに相談したところベビーオイルをオススメされました。ベビーローションでどれだけ保湿してもイマイチでしたが、ベビーオイルを塗ったところみるみる回復。

D)For Diaper Changing

出産前はお世話グッズなどを入れるおむつストッカーを買おうか迷っていましたが、家にあったカゴバッグがピッタリだったので活用しています。

中には、おむつ・おむつ替えシート、BOSの袋、そして保湿ローションなどを入れています。

○ おむつシートのフタ / Bitatto

産院でいただいたフタ、とっても重宝しています!

○ おむつ替えシート / hugmamu

おむつ替えシートは当初用意していなかったのですが、自宅で数回おむつ替えをしてみて、必要性を感じ購入しました。届くまではバスタオルで代用していましたが、防水のシートは安心感がちがいます。

ゴミ箱については、友だちからオススメしてもらったオムニウッティ×おむつが臭わない袋を利用しています。

インテリアにも馴染むデザインも気に入っています。


○ おむつが臭わない袋 / BOS

袋は結んでしまえば臭いません。使用中の袋は、無印良品のクリップで留めて、すぐ開封できるようにしています!離乳食が始まったらわかりませんが、今のところ使い勝手はOKです。

○ オムニウッティ / 八幡化成株式会社

○ おむつ処理容器くるっとポン / Diaper Champ

オムニウッティとは別の友だちがオススメしてくれたオムツ用ゴミ箱。購入はしませんでしたが、市販のゴミ箱をセットできる点は魅力的に感じました。

E)For Grooming

○ 新生児つめきりハサミ / ピジョン

爪が伸びるスピードが速く、驚きました。生まれたてのときは指もやわやわで、爪を切るのにも緊張しましたが、ハサミタイプは扱いやすいです。

F)For Daytime

○ ネムリラ AUTO SWING

手動でも良いかと思ったのですが、口コミを見て電動に。生後1ヶ月はぜんぜん寝てくれなかったので「買いもの失敗したかも…」と反省しかけていましたが、2ヶ月ごろからネムリラでスイングすると寝てくれるようになり、だいぶ助かっています。
〈2022.10追記〉
長く使うつもりでしたが、お食事チェアとしては使い勝手が良くなかったため、1ヶ月以上粘った後、専用チェアを購入しました。 ベビーちゃんは身長が伸びるのが早かったため、1歳までネムリラ機能は利用できずでした…。無事、次に使ってくれるベビーさんは見つかりました。

○ コニー抱っこ紐 / Konny

退院時と健診通いのほか、お家の中であやすのに使いました。何人かの友だちがオススメしてくれたのですが、コニーであやしているとベビーも落ち着くようで、すやすや寝ていました。ただ、コニーから出しても寝た状態を維持するのはむずかしい…。コニー抱っこ紐はコンパクトなのも魅力です!

○ 抱っこ紐 / sun&beach

メインの抱っこ紐は、機能性とデザインを兼ね備えたsun&beachで購入しました。パッと出せる日除けもついているのも◎ ひとりで着脱もしやすく、調整して夫とも共有することができています!デザインが本当に可愛いので、つけてお出かけするのが楽しいです。

3)これはイマイチだったかも…

■ 抱き枕タイプの授乳クッション

情報誌でよく見かけていた、マルチクッション。妊娠中におながが大きくなってきて、寝づらくなったので「出産後も使えるしこれでしょ!」と抱き枕タイプの授乳クッションを購入しました。ただ、退院後に1、2回授乳を試みたところ、とても使いづらく、結局専用の授乳クッションを買いました。

■ おひなまき

産院で「おひなまき」の方法を教えてもらい、退院までに練習しました。「おひなまき」をすると、確かに良く寝るのでセット一式を購入し、自宅でもどうしても夜泣き止まないときに「おひなまき」をしていました。ギュッとするのがかわいそう…という気持ちがぬぐえず、使用回数は意外と少なかったです。

■ 湯温計

新生児期が真冬だったので、お湯の温度が十分か不安で購入。しかし、慣れてくると使わなくても大丈夫でした。

・ *・ ・ * ・ ・* ・

ベビー服はひととおり揃えていました。また、綿棒などを必要に応じて買い足しています。あとは、予算やライフスタイルを考え、A型ベビーカーは購入を見送っています。

ベビーグッズのむずかしいところは、1つしか使わないモノや単価が高いモノが多いこと。レンタルで少しお試しすることはできるものの、基本的には色々と使ってみて比較することができない点なんですよね…。何がベストかは十人十色なので、リストアップした商品はあくまで一例ですが、すこしでもご参考になれば幸いです!

わたしも出産前は何から揃えれば良いか途方に暮れていましたが、MY軸ができてからは、軸に沿って気に入ったアイテムを厳選し、快適に育児ライフを送ることができています。

さいごになりましたが、MY軸の中でも「体調 & 気分」をサポートしてくれるという観点はグッズ選びにおいて大切だと育児を始めてから気づきました。「出産直後にがんばり過ぎず、楽ができるところはグッズや周りの人に全力で頼ろう…!腰痛予防大事!!」と、数ヶ月前の自分にも伝えておきたかったな〜。

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