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事業撤退の悔しさを糧にカミナシで再挑戦を決意した話

こんにちは👋
2022年2月にカミナシに入社した塩田です。
カスタマーサクセスチームで働いており、社内ではDAと呼ばれています。
入社から3ヶ月が経過したので、入社エントリーを書くことにしました。

初めに自己紹介をします。
年齢は29歳です。今年で30歳を迎えます。カミナシが3社目です。
過去の経歴は新卒でパソナに入社。その後、HRtech系スタートアップへ転職しました。前職ではフィールドセールス → カスタマーサクセスを経て、新規事業の立上げから撤退までを担当しました。

最近は釣りにハマっています🐟
今年の夏はぶっとい太刀魚を釣りたいと思います。

こちらのnoteでは「事業撤退の悔しさを糧にカミナシで再挑戦を決意した話」について書いています。

私は前職でノンデスクワーカー向けの新規事業を立ち上げましたが、事業を軌道に乗せることができず撤退を経験しました。

事業を立ち上げる中で出会ったノンデスクワーカーの方々から聞いた想いを忘れることができず、この領域でもう一度挑戦したいと思いカミナシに転職してきました。

こんな私のカミナシとの出会いと入社の経緯をぜひご覧ください。

新規事業の立ち上げを通じて出会ったカミナシ

約2年前の話です。2020年6月、前職で新規事業に取り組み始めました。

前職の事業詳細は割愛しますが、サービス業界の現場で働くスタッフの採用支援を行っていた経緯から「業務用コミュニケーションツールを軸に店舗スタッフのパフォーマンスを最大限に引き出し、店舗業務の最適化・効率化や、従業員のエンゲージメント向上」を行うツールを新規事業として立ち上げました。

カミナシが向き合っているノンデスクワーカーに向けたサービスです。

当時、店舗型サービス業で働く現場スタッフ向けたプロダクトを開発しており、PMFの達成に向けて調査する中、CEO のnoteを見つけました。これがカミナシとの出会いでした。noteはこちら👇

このnoteを読んだ後、youtubeにアップされているプロダクト動画を見漁り、カミナシ社員が書いたnoteを読み漁っては、事業とプロダクトの参考にしていました。

セールスの大西さんのnoteにはカジュアル面談のフォームが掲載されていたので、面談を申し込みカミナシの取り組みを聞かせてもらいました。

大西さんから、カミナシでは「社員全員が現場へ訪問して課題と向き合っていること」「社員全員が現場で見つけた課題の解決に本気で取り組んでいること」を聞き、悔しさと羨ましさが混ざった感情を抱いたことを今も覚えています。

当時は新規事業のことで頭が一杯で、転職は一切考えていませんでした。
ただこの時の出会いがなければ、後にお会いする方にカミナシを紹介されてもピンと来なかったと思います。
カジュアル面談を行ったきっかけのnoteがこちら👇

途中に「事業の価値は売ることから始まる」と書かれていますが、身を持って経験したから出てくる言葉の一つひとつに重みを感じました。

年末まで残り約2ヶ月。
事業継続を判断するタイムリミットが刻一刻と迫ってきていました。

新規事業の撤退と転職

約6ヶ月前の話です。
2021年12月に年内で新規事業を撤退する決断をしました。
理由は予め設定していた指標に到達しなかったからです。

撤退にあたって「あと半年続ければ事業の状況が変わるのではないか」「あともう少し粘ればPMFできるのではないか」と思っており、現場でサービスを利用していただいていたノンデスクワーカーのお客様から「便利だね」「このツールが導入されてから店舗運営が良くなったよ」などの声を聞いていたので、継続したい気持ちが強くありました。

私にとって初めての新規事業。立ち上げてから約1年半、四六時中この事業を最優先に考えて過ごしてきました。撤退の必要性を頭では理解しているが感情が追いつかない。そのような状況でした。

判断にあたって、撤退ラインにとても救われました。
もし撤退ラインを設定していなかったら、個人的な感情によって冷静な判断が出来ず、ずるずる続けて傷口を広げていたと思います。

この経験を通じて、始めることよりも、続けることよりも、辞めることの難しさを学びました。

事業撤退を決断した後、会社に残るのか、他社に移るのかを検討し始めました。入社からまもなく3年。事業を伸ばすために出来ることはやりきった。
いまが撤退する時と考えて、会社を辞める決断をしました。

転職活動はALL STAR  SAAS FUNDさんにご支援いただきました。

キャリアに対する中長期視点でのアドバイスだけでなく、思考の整理まで行っていただき、カミナシだけでなく他企業様も紹介いただきました。

いますぐの転職を考えていない方でも、SaaS業界に興味をお持ちの方にはSaaS TALENT NETWORKがオススメです!

カミナシに決めた理由は熱量とミッションの共感

入社前の話です。2021年の年末。12月29日だったと記憶しています。

いまはカミナシの社員として働いていますが、実は他社のオファーを受けることに決めて、カミナシからのオファーはお断りする意向をALL STAR  SAAS FUNDに伝えていました。

この時、CEO諸岡さんからもう一度話をしたいと連絡をいただき、翌日(12月30日)に面談をすることになりました。
当時の私は「どのように辞退理由を伝えようかな」と考えながら面談に臨む中、諸岡さんから突如プレゼンテーションが始まりました。

題名は「塩田将貴がカミナシに入社すべき理由」。

そこには私が前職で書いた入社エントリーやnoteに書いた言葉たちが並んでおり、カミナシのバリューと紐付けながらカミナシが私にとって相応しい理由を話していただきました。

面談が決まってから約束の時間まで1日もありません。それにも関わらず、ここまで準備してくださったことに胸が熱くなりました。そして、話を聞いているうちに気持ちが高揚してきました。

入社して分かったことですが、これがカミナシのカルチャーでした。
「顧客にも仲間にも徹底的に向き合う」。これがカミナシの良いところであり、私がカミナシの好きなところです。

そして、決め手になったのはカミナシのミッションです。

ノンデスクワーカーの才能を解き放つ
これがカミナシのミッションです。

私の実家は姉弟の4人家族で、私以外全員ノンデスクワーカーです。

サービス業界で働くノンデスクワーカーの両親は帰宅時間が遅く、子供の頃はいつも姉と2人で両親の帰りを遅くまで待っていました。
土日は現場が最も忙しい曜日なので、自宅には居ません。休みは少なく、勤務時間も長いので「お仕事って大変だな〜」と幼いながらも印象を持っていました。

社会人になり、両親と仕事の話をするようになりました。
私は大変そうな両親の姿を見ていたので、「ノンデスクワーカーは大変、デスクワーカーが良いよ」と言うと思っていました。

ところが、両親の話は想像と異なっていました。

  • このお店に来て良かったと思ってもらえるサービスを提供したい

  • ひとりでも多くの方に喜んでもらいたい

このような想いを持って仕事に取り組んでいました。
この言葉、この想いは前職の新規事業を立ち上げる中で出会ったノンデスクワーカーの方々から聞きました。

私たちの生活を支えるノンデスクワーカーの「想い」と「才能」を解き放つことができれば、私たちの生活はもっと豊かになる。

カミナシが目指している世界を実現するには、これから沢山の壁が待っていると思います。その時に踏ん張れるかは「ミッションに対する共感度合い」が影響すると思います。

厳しい時に「こんなところで終われない」と自分を鼓舞できるのか。逆境の時に踏ん張るためにもミッションに共感できるカミナシへ入社を決めました。

入社して約3ヶ月経過して今思うこと

カミナシに入社して良かったです。

カスタマーサクセスとして顧客と向き合う中、顧客のカミナシに対する期待の大きさを日々感じています。入社してからは、約3ヶ月間で6社の現場を訪問しました。

2週間に1度のペースです。近場の企業様の訪問でも、移動含めると丸1日かかります。それでも現場を訪問を続ける理由は学びが多いからです。

カミナシでは「現場ドリブン」をバリューに掲げており、現場へ訪問して解決すべき課題を捉えて取り組んでいます。

顧客の期待に応えるプロダクト・サービスを提供できるように。
ノンデスクワーカーの才能を解放できるように。

前職で味わった事業撤退の悔しさを忘れず糧にして、カミナシで挑戦を続けていきます。

カミナシは6月が年度末で、7月から新たな年度が始まります。個人的に新しい挑戦が控えているので、時期を見て挑戦の経過をnoteに書いていこうと思
います!

カミナシに興味を持っていただけましたら、カルチャーデックと採用情報をぜひご覧ください🙌

ではまた👋

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