【人生の法則】よくわからん手続きをクリアするたび、世の中がちょっとこわくなくなっていくよね
人間界は"手続き"の山
国際結婚であるがゆえにやってきた行政手続きが色々ある。
まず2国それぞれの結婚手続き。
タイにいる間は、出国するたびに必要なリエントリービザを取る手続き、
夫と日本に住むための在留資格申請手続き、
外国の運転免許をもとに日本の免許を取る外免切替、
そして最近、もっと日本にいるために在留資格の延長申請。
全部、プロにはお願いせず自分たちでやった。えっへん!
できて当然と思うマインドがだいじ
以前のわたしはこーゆーことに大変苦手意識があった。
ちょっとすごいレベルの田舎で育った上、
かぎりなく中卒に近い高卒(ユルユルの通信制)のわたしは、アカデミックなことに無縁で、卑屈になってはいるわけではなく純粋に「わたしは人よりものを知らないし、むずかしいことは理解できない。」と信じていた。
そーゆースタンスで複雑な物事から一生のらりくらりと逃げ回ってしまいたいというズルい性根もあったかもしれないと今書いてて思った。そういうやつや。
だから行政書士に頼むのが一般的な手続き、なんてハナから諦めるタイプ。だった。
たいして夫は、「自力でやってる人もいるなら自分にもできないわけがない」とこれまた純粋に信じるタイプ。
わたしが「行政書士さんがやるような手続き、きっとむずかしいんじゃない?」と言っても「どれほど難しいか、やってみる。」となる。
未知のことをはじめるとき、
なんとなくムリそう と思うか
なんとなくできそう と思うか
マインドのちがいですね〜。
…なんか夫が超ポジティブさんみたいになっちゃった。
ちがうちがう、そうじゃない。
行政や複雑なシステムの攻略には心の免疫のある彼だけど、わたしと真逆なポイントに脅威や不安を感じてすぐにガタガタ言い出すため、基本的にわれわれは2人が交互にビクビクしたり励ましたりながらおっかなびっくりこの世を生きている。
在留更新できた
そんなかんじで今回もはじめての手続き、「在留資格の延長」をやってみた。
2年前にオンライン申請が可能になったばかりの手続きで、入管に出向くのが大変な地方住みにはありがたい。
うそをついても仕方ないので、滞在を延長したい理由は「まだ日本で遊び足りない」と書いた。
申請から数日後、入管から電話があっていくつか追加の事情の聞き取りがあった。
お昼寝中だったのでめっちゃ寝ぼけて対応してしまった。
夫の場合、日本では収入がない(タイの会社のリモート勤務で給料もタイの銀行)というところがイレギュラーだったから連絡が来たのかな?と思う。
でも質問にふつうに正直に答えて、数日後、無事に許可がおりて夫の新しい在留カードが届いた。
むこう1年、日本にいていいらしい。もちろんタイに帰ってもいいけど。
YouTubeで、行政書士の協力の元でも何ヶ月もかかったようなエピソードを見ていたので呆気なくってびっくりした。
みんな、自分でオンラインでやったらいいと思う。多分。意外といけるよ。
またひとつ生きやすくなった
面倒だし苦手な行政手続きだけど、ひとつこなすごとに新しい色んな知識が増えて、わけのわからない世の中がほんの少し前より手に負えるものになったような感じがするのはうれしい。
あと公務員のみなさんは、わからないことを質問すれば私にもわかるようにやさしく根気よく説明してくれるんだなあ〜ってこの1年くらいでわかった。
どうもいつもお疲れ様です。
これからも、人生、いろんな手続きあるんだろうね。
がんばろ〜がんばれ〜
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