バモスのものがたり:うちの子にふさわしいホイールとタイヤとは…
バモスを「工場出荷時の姿にもどしてあげたい」と傷ついた子を想う親心みたいなことを言っていた夫
その精神はどこへやら今度は「うちのコにこの町で1番いいホイールとタイヤを履かせてあげたい」と田舎の成金モンスターペアレントのようなことを言い出してしまい、私には全然わかりませんが本人が言うに超かっこいいやつを購入しました。
オープンカントリーっていうかっこいいタイヤはホワイトレターっていうロゴが白いやつがさらにかっこいいらしく、実家の居間で塗りました。
自分で塗るというこの作業がもうかっこ悪いのでは?という疑問がよぎりましたが、夫いわく「このサイズのタイヤでホワイトレターは正規で販売されてないから仕方ないんだ」そうです。
ちなみに検証の結果このペンが一番いいです。
フエキ 工業用消えないマーカー
父にはこのホワイトレターの良さがよくわかるらしく、自らも以前DIYに挑戦し母に冷ややかな目で見られたことがあるとかで「オレもオレも!」と率先して塗りたがったので、はみ出したらコロスと思いつつ手伝ってもらいました。
夜なべして白文字化したタイヤを携えて、早着はおばの家のガレージにて。
夫はタイヤ交換初体験なので父に教わりながらやります。
わたしはいくつかの映画やドラマの影響で、車を持ち上げるジャッキといえばうっかり外れて挟まれて死ぬというのがお決まりのように感じているので、とりあえず二人の生還を祈ります。
本当にドキドキしてました。
車体より人体優先でお願いしますと祈ってました。
タイヤつきました。
バモスのやつ、自分が20万円で売られた身ということなんて忘れたかのように堂々と着こなしちゃってます。
母が保護してうちの家族になった元野犬ヨッシーが初めてハーネス装着したら、急に優秀なエリートみたいな顔してドヤってきたときに似てました。
それから時はたち、先日箱根に行った際知らない紳士に
「お兄さん、いいホイールつけてるねえ」と言われました。
夫は満足そうでした。
タイヤというゴムの塊と、ホイールというアルミの塊が、どうなっていたらかっこよくてどうなっていたらかっこ悪いのか…
やっぱりわからん世界です。
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