【国際結婚】海外から日本に引っ越したときの手続きもろもろ
日本にきてからの行政系処理のこと
覚えておいて良かった〜!ということもあるかもしれないので覚えてるうちに書いておく
夫、在留カードをもらう in空港
日本に住む外国人の必需品、在留カード。
職質された外国人が出せって言われるやつ。それで持ってなくて不法滞在がバレて強制送還されるやつ。
そんな大事なカードが日本に到着したときに空港でもらえると聞いて、アポなしで行くのになぜ空港で用意されているのか疑問に思っていたが本当にもらえた。
カードは用意されているのではなくその場で作るのだ。
あの入国審査のところで。
あの審査官の方がいる小部屋にはサクッとその場で在留カードが作れるほどの高性能なプリンターがあるのだ。
あのようなしっかりしたカードは大きな工場でたくさんの人たちの流れ作業を通過して、なんか塗ったり挟んだり干したりして丸1日くらいかけて作られるものかと思っていたのでびっくりした。
わたしは現代の技術をあなどりすぎていたようだ。
空港でもらった在留カードには、その後各市町村に住民登録をするとにさらに詳しい住所が入ると聞いて、まさか町役場の人がボールペンか何かで記入するんじゃないでしょうね?と疑問に思っていたら、なんと町役場も高性能なプリンターをお持ちのようで、ちゃんとカードに住所が印字されてびっくりした。
わたしは自分の生まれ育った町をあなどりすぎていたようだ。
ー町役場でした手続きー
住民票をいれる
無事に住民になった。
国保加入の手続き
国保は個人で払うものかと思っていたけど、世帯主がまとめて払うものらしい。
国際結婚の場合、世帯主は自動的に日本人側になるのでつまりわたしである。
家計から出すのでどっちでもいいけど。
支払い額がいくらになるのかは前年の収入を審査して決まるらしく、結果が届くのに1ヶ月とちょいかかった。
前年の日本での収入は0の我々。役場の方に聞かれたのでタイで収入があることは話したけど、決定した保険料はかなり安くて助かった。
このまま日本で就職せずに過ごした場合、来年の2/15から3/15にその状況を申告しに行く必要があるらしい。住民税の査定のために。これぜったい忘れそう…来年だれか声かけてください。
ちなみに保険証は審査を待つ必要はなく、加入手続きをした日にもらえた。
これでいつでも医者にかかれると思ったのも束の間、すぐに保険証を無くし騒動したのであった(もう見つけた)
年金加入の手続き
実は今回日本に住むにあたって、タイに住んでいて未加入だった8年分くらいの年金を全額追納しようと決心していたわたし。
しかしその旨を役場の方にお伝えしたところ、海外に転出していた期間は、年金自体に未加入だったことになるので追納は不可能ということだった。(日本に住んでいて未納がある人は10年以内なら追納できる)
追納が出来ないということは、将来もらえる額が少なくなる、というだけではない。
将来年金を受け取るには加入期間が最低10年あることが条件になっているが、わたしはこれから1年間払っても微妙に10年に満たないのだ。
20歳になってから海外転出する20代後半まで払ってきた年金は泡と消えてしまうのか…
これについては現在進行形でどうしたもんかと考え中である。
夫はこれから10年間以上日本に住む可能性はあまりにも低く、日本での収入も無いので免除申請をしているがまだ返事は返ってきていない。もし払わないといけなくなったらけっこうかわいそうである。(外国人は母国へ帰国時に一部返金してもらえる手続きはあるらしい)
マイナンバー
役場で住民票を入れてから3週間くらいでマイナンバー発行通知が届いた。
夫の分も私あての封筒にいっしょに入っていることに気づかなかったので、長いこと夫は「ボクノマイナンバー…オソイナーオソイナー…ナンデカナー」とヤキモキしていた。
とっくに届いていた私あての封筒から自分のマイナンバーを発見したときの夫の顔が忘れられない…めんご。
マイナンバーを手に入れた夫はさっそくマイナカードはもちろん、ペイペイだのアップルペイだのにチャキチャキ申し込んでいき今や私よりずっとこなれた日本ライフを送っている。
こういう、私なら「よし、明日しよう」と言いながら数年は放置しそうなことをサッとすぐするのがえらいよなあと思う。
さいごに
わたしがタイに住んでいた間に町役場は移転してキレイででっかくなっていた。
日付を書くたびに「今ってれいわ何年ですか?」と聞くわたしにも役場の方はやさしかった。
届いた封書に書いてあるいろんな言葉の意味がわからず聞きに行った時もやさしかった。
役場はやさしくて何でも聞きに行っていいということはわかったけど、行政に関する書類の書式の分かりにくさはどうにかしてほしい。
届いた封書の内容を全て説明してほしがる夫だが、ことごとく理解できないわたしを見て、日本人であるはずの妻の日本語能力にかなり懐疑的になってしまっている…
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