【フリーランス】独立と甘えん坊

感じた事を感じてるまま吐き出すのでとりとめの無い文章になるのだが、職業での「独立」について周囲のイメージと実際の感覚の相違について考える事がある。

私はデザイナーとして「独立」をして、社員などの雇用はせず個人事業主としてやっているわけだが、

仕事をする上でそういう立場の仲間が周りにたくさん居たりする。


脱サラしましたというとたまに、

「組織が嫌いなんでしょ?」「一人で悠々自適にやりたいから?」「縛られたくない?」「人がきらい?」

的なニュアンスの事を言われる事があるのだが、

それは私に限らず大抵の「独立」した人には当てはまらない気がする。

人や組織が嫌いどころかむしろ「甘えん坊」の人が多いし、独立してから徐々に会社の規模を大きくし成長し続けてる人もこれに当てはまっている事が多いように思う。

甘えん坊というと語弊があるかもしれないが、自分で事業をやるのが上手い人は、他人に甘えるのが上手なのだ。

逆に一度独立しても耐えられなくて会社員に戻る人(過去に私もその経験がある)は、甘えるのが下手なような気がする。私はそうだった。

独立するということは、「個」になるのだが、それが社会の中においてたった一人の「個」になり得るわけがない。

むしろ、会社単位ではなく業界と言ったりする様なもっと大きい組織の中の一部になるという事。

便宜上、「独立」という言葉の部屋に入れられてしまっているが、なんかちょっとニュアンスが違う気がする。

なんだろう。「独りで立つ」のではなく何かもっと、周りにグニャ〜っと結び付くような感覚の言葉を当てたいなぁ。


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